時限絶命マンション

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 114
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061824270

感想・レビュー・書評

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  •  亡き両親の遺産であるマンションのオーナー時田恭二。彼の所有するマンションが殺人ゲームの舞台となった。
     指定された時間、悪魔人形が置かれていた部屋の住人はペナルティとして死を迎える。執行方法は首に巻かれた爆弾。最後まで生き残った部屋の住人には賞金1000万が贈られる。
     9つの部屋の住人が、閉ざされたマンションで謎の管理人に導かれ過酷なルールの中、文字通り熾烈な殺人サバイバルゲームを繰り広げる。
     生き残るのはどの部屋か?
     謎の管理人の正体は?ゲームの真意は?




     コメント・・・無し。
     もし書くとすれば、あり過ぎて収まりきれません。
     著者は一体何を書きたかったのだろう!?

     一言だけ・・・

     帯の「度肝を抜く設定!」
           ↑
     これ間違ってません.あのオチは確かに度肝を抜かれますwww

     あんなオチ・・・ねぇ。

  • 設定にいろいろ無理はあるけど、デスゲームのストーリーとして、何も考えずに楽しめた。

  • どうりで文庫化もしないし電子書籍にもならないはずだ…、
    という内容だった。

    デスゲーム小説なのか、推理小説なのか、どっちつかずな展開の末にオチが弱いし、とても残念な内容だった。

  • 読み易く勢いのあるデスゲーム系のサスペンス。がんがん死んでく。面白くないわけではないのだけれど、細部が詰められておらず消化不良でもったいない、やりたいことに作者の技倆が追いついていない印象。

    もったいないなと思うからこそ、いろいろツッコミたくなる作品でもある。

    ラストも真相もあまり納得はできなかった。折角の大掛かりな仕掛けの種明かしが、絶望感も驚きも与えることができておらずもったいない。デスゲーム参加者が生き残るために足掻いて知恵を振り絞った描写が不足しているのではないか。例えば、殺し合いが嫌なら外部への伝達を試みる方向にもっと頭を使ってみてもいいのでは。そういう各キャラの試行錯誤を通してこそドラマが生まれ、絶望が深まり、そして、真相が明かされたときの衝撃が深まるのではないか。と、思いました。

    文章はそれほど上手いとは言えないですが、アイデアもコンセプトも悪くないし、展開に勢いもあり、読ませる力がある作品ではあると思います。次作にまた期待。

  • ノンストップなテンポですぐに読み終えることができました。話は面白いんですがラストシーンであえてああする必要はなかったかなと。結局何がしたかったのかよく分からず、ちょっと後味の悪い最後でした。

  •  前言撤回。この人、文章下手。稚拙というかなんというか。会話がおかしいし、非常に不自然。某山田氏と某蘇部氏を足して二で割った感じ(読んだことある人にしか分からないたとえだなぁ)。十九人が集まった程度で「人でごった返し」って表現も如何なものか。マンションのエントランスが狭いならごった返す、というより、すし詰め状態と言った方が分かりやすいと思う。
     そういう細かいところはひとまずおいといて今作。
     きっぱりはっきり嘘偽りなく自分の心を表すなら、駄作。
     っていうか、『バトルロワイヤル』のパクリ。分量や設定、文章表現、細かな演出は断然『バトルロワイヤル』の方が上。
     だってさー、色々細かい設定は加わってたけどさ、時間がきたら爆発する首輪ってまんまバトロワじゃん。せめて作中で「『バトルロワイヤル』とまったく同じ状況だ」って登場人物が言及してたら良かったのになぁ……(してたのを読み飛ばしただけか?)
     いやまぁ、最後にオチというか、謎解きみたいなのはあったんだけど、そこに至るまでがあまりにもお粗末過ぎてもうどうでも良くなっている。斜め読みしまくって、細かく読んではないのだけれど。
     あー、次回作に期待、という気力が起きないほどがっくりきました。

    05.04.18

  • トンデモ系。デビュー作と同じで、インシテミルとかバトロワぽい命がけのゲームみたいなお話。ミステリではないです。
    人形を押し付けあうというのは結構面白いと思ったのですが、全体的な出来は前作よりひどいです。

  • 前作『極限推理コロシアム』と似た設定なので、同じように楽しく読めました。ただラストが…。

  • 矢野龍王2作目。
    1作目で全部を出しきってしまった人に思えた。

  • あらすじ見ただけですごーく興味は湧いた一冊。だってね、「部屋対抗悪魔人形たらい回しゲーム」って……(笑)。でもってサバイバルなのか。なんかとんでもなさそう。
    実際、とんでもなかったなあ。サスペンスでさくさく読まされる感はあるけど、犯人の目的と正体は最初の段階で想像ついちゃうし。ていうかそんなことのためにこんなあほなことやらかすんかい! ってな感じ。ま、「とんでもないなあ」と笑える作品ではあるかも。

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著者プロフィール



「2014年 『情報処理教科書 ITパスポート テキスト&問題集 2015年版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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