- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061824508
感想・レビュー・書評
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うまいんだよ、うまい。
もう超絶的な技巧と言ってもいいくらい、うまい。
でも・・・うますぎて、というか、パズルとしての完成度が高すぎて、小説として仕立てるには無理がある感じがすごいしたなあ。
ラストもちょっと反則気味だし。。。
なんだかすごく惜しい。これだけうまいのになあ。 -
4+
シリーズ6作目。お馴染みの冒頭の引用文、本作では“ああ探”妻木の名言で気合いが漲る。作中の“新本格ミステリマップ”を見つめ、じわじわと笑いが込み上げてきた瞬間、何とも言えない楽しい気分に。それ以外にもマニアックな小ネタ満載であまりにも濃い。この濃さは愛。その濃さを最大限利用したミスディレクションの数々には舌を巻く。この全力感は愛。毎度毎度よく考えつくなあというオマケに今回も感心。印刷ってすごい。 -
久々の私立霧舎学園ミステリ♪
2・・・3年ぶり?
羽月琴葉の
ほとんどボケ進行役なのに、時々鋭く
理解して本質を突く才能には脱帽です
学園生活かぁ・・・懐かしい!
今月は暗号です -
霧舎学園2年生の2学期最初のイベントは京都への修学旅行。
琴葉と棚彦は学園理事長のさしがねにより、ある秘宝を探す羽目に。
プリクラに書かれた暗号を解く鍵は?
傑作学園ラブコメミステリ、9月のテーマは暗号解読! -
霧舎巧の連作学園ミステリー。
面白いんだけど。。。
作者の遅筆は連作完成の時期を推理できないw -
テーマは暗号解読。本格好きな読者にはおすすめ!御手洗潔や石神二郎などが暗号解読に一役買っているのが面白い。今回は暗号解読がメインのため、2つの殺人事件が起こっているのに、その印象はかなり薄い。3人の探偵がそれぞれに活躍し最後に真実にたどり着く過程は面白かった。パズル的なトリックだけではなく、叙述トリックも使われているがあかずの扉研究会シリーズを読んでいる人でないとあんまり意味を成さない???叙述トリックについては作者の遊び心かな!?ストーリー的にはそんなに重要ではないような気もする。気軽に本格を楽しみたい時におすすめ。
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霧舎作品を読みこんでいる人ほど騙される罠。
完全にやられました。
あのわくわく感を返して!(良い意味で) -
またしても「おまけ」が……でもって「仕掛け」も健在。ま、今回の「仕掛け」は分かりやすいよなあ、と思ったけど、まさかあんなとこまで再現されてるなんて! 凝ってるなあ。こういう遊び心は大好き。
暗号がジャンル的にもあまり得意じゃない分野だったので(言い訳)、ちょっと不完全燃焼の気味もあるかなあ。というか暗号出しすぎ、っていう気も。
しかしまあ個人的に最大のツボは「緑影荘」に尽きる(笑)。なるほど「飛」だよね。 -
プリクラ付き