τになるまで待って (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1794
感想 : 192
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061824515

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  • 森林の中に佇立する《伽羅離館》。超能力者神居静哉の別荘であるこの洋館を、7名の人物が訪れた。雷鳴、閉ざされた扉、つながらない電話、晩餐の後に起きる密室殺人。被害者が殺される直前に聴いていたラジオドラマは『τになるまで待って』。ミステリーに森ミステリィが挑む、絶好調Gシリーズ第3弾!!
    出版社/著者による紹介 より

    あそこにつながるのだろうという線は感じられる.

  • 再読シリーズ。西之園さんと犀川先生がそこまでの仲になっていること、このシリーズでもこのお二人がここまで出てくるとはすっかり忘れていた。読んでいて色あせない内容だと感じた。森博嗣さんを尊敬しているので評価はせず。

  • 殺人方法は解明されますが、で、犯人は?ってなります。
    この話の行き着くところが何となく見えていて、最後に、その人の話がちらっと出てきます。
    この人関係の話になっていくのかなぁ。

  • 再読。Gシリーズ第三弾。今回も勿論密室殺人が発生する。それ以外にも超能力として加部谷ちゃんが異界体験をしたりもする。その謎は海月くんによって解き明かされるわけだが、今作は久しぶりにあの犀川先生が謎解きをする。しかも現場に到着して現場を見る前にあっという間にだ。うーん、有能すぎる名探偵はこうやって出番が減っていくのだなぁ。そうして事件の影にはちらほらとあの人の影が…。いや、影というよりも痕跡かな。

  • 再読。大好きな館モノ。クローズドサークルに近い森の中の館に閉じ込められる、なんて素敵なシチュエーション。異界へのアクセスも殺人事件の密室の謎も急降下であっさりと解かれ、正直拍子抜けしてしまうけど、作品の雰囲気が好き。建築学科らしい図面の書き取りや溶接に関する話題が出てきたのも良かった。さすが、専門。やはりぼんやりと終わってしまうものの、読後感は悪くなかったです。睦子叔母様が侮れない。赤柳探偵の謎は深まるばかり。

  • 読んでるうちに誰がどれか
    わからなくなって、
    話の終わり方も、誰が犯人だったけ?
    って困惑してきた(;゜0゜)

    雷雨や繋がらぬ電話など、面白い要素がいっぱい。

  • 待って…?これは結局誰なのかわかるの…?と困惑する終わりかた。上手く頭の中で思い描けなかった。

    森林の中に佇立する“伽羅離館”。“超能力者”神居静哉の別荘であるこの洋館を、7名の人物が訪れた。雷鳴、閉ざされた扉、つながらない電話、晩餐の後に起きる密室殺人。被害者が殺される直前に聴いていたラジオドラマは『τになるまで待って』。“ミステリー”に森ミステリィが挑む、絶好調Gシリーズ第3弾
    ――作品紹介・あらすじより

  • 既読
    文庫版

  • ますますよく分からなくなった感満載。

  • Gシリーズ3冊め。
    超能力者の館で、その超能力者が密室状態で殺されていた話。

    5分で解決してしまう犀川先生にも驚かされたが、結局犯人が明確にならないというのにも驚いた。

    犀川先生と西之園の関係がとりあえず進んでいるようで、そういうところはこのシリーズを読み続けている楽しみと言った感じになってます。

    超能力者の男が加部谷とかの前に現れた際の描写がいかにも
     「秘密の通路があって出口がその辺だった!」
    的な感じなので、伽藍離館はこの後も出てきたりしないだろうか?

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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