- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061825147
作品紹介・あらすじ
地上12メートルの松の枝に首吊り死体が!遺されていたのは「ηなのに夢のよう」と書かれたメッセージ。不可思議な場所での「η」の首吊り自殺が相次ぐなか、西之園萌絵は、両親を失った10年まえの飛行機事故の原因を知らされる。「φ」「θ」「τ」「ε」「λ」と続いてきた一連の事件と天才・真賀田四季との関連は証明されるのか?Gシリーズの転換点、森ミステリィ最高潮。
感想・レビュー・書評
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このシリーズも半分以上が過ぎ、次からはもっと話が展開していくと思う。
期待したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
始まりは、木の数10メートルの所で首をつっている死体を発見。
他にも、えっ、こんな所で自殺するにしても、どうやって?じゃあ、他殺かな?という死体が何ヶ所か発見される。
うーん、で、なんか背後に大きなものがあるのかな?それに向かってストーリーが進んでいる感じなのか?なんか中途半端に終わったような感じがしました。 -
ファンにはハスハスものの作品!!!!
再読なのに興奮し過ぎる自分(笑)
ラヴちゃんは出てきて、挙げ句に金子くんと結婚するし、紅子さんは出てくるし、保呂草さんまで出てくるし、久慈さんまでっっ!!
久慈って、迷宮シリーズの久慈アキラの久慈だよねっ!!
ハスハスだわっっ!!
四季博士らしき人物も出てくるしっ!!
赤柳さんの正体がかなぁり気になる!!
βで赤柳の正体がわかるらしいからあれこれ考えながら読まないとっっ!!
犀川先生と萌絵ちゃんの会話が難し過ぎる…
自殺について
死ぬ理由は無い?
ん~殺された場合はどうなのかなって思ったよ
森さんは深過ぎて思考が追いつかないorz
そこが好きなんだけどっ!!
天才に触れた気がするから好きです
さぁ~次はαだよ~ww -
月のくだりが良かった。
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Gシリーズの第6弾
ミステリーでは全くない
ある意味作者の書きたいことだけを書いているキャラ小説?
面白くないわけではないが、さすがに付き合い疲れしてきた…
シリーズが長すぎて、全巻の内容もはとても覚えていないため
これで最後にどんでん返しされても分からないかも知れない
しかし、書いた本は読み返さないという著者自身が良く書けていると思う… -
再読。Gシリーズ第六弾。今作は不可解な首吊り自殺がメイン。事件のオチは覚えていたのでその事件たちよりもそれに関わった周辺の人物たちのエピソードの方が面白く感じた。特に紅子さんと萌絵ちゃんの二人の会話は相変わらず雰囲気がある。そういうのを読むとやっぱり紅子さんも真賀田四季に近い思考を持った存在なのだと思える。
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初読
2014.12.09
再読。加部谷さんの自殺と社会性の話が印象的だった。社会から自身を切り離したくて自殺を選ぶのに、仲間を探したり、公の場で自殺することで自分が存在していたという証を残したりすることは全て社会に最後まで救いを求めていたように思える。
飛行機事故の話の下りは辛すぎた。黙っていた犀川先生の優しさと強さ。一人で抱え込むには悲しい話に、密やかな萌絵への愛情を感じた。
分かっていても、エピローグで泣いてしまう。
ありがとう、は何度言葉にしても伝えきれない。 -
既読
文庫版