ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ ! (講談社ノベルス)

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著者 : 深水黎一郎
  • 講談社 (2007年4月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061825253

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ウルチモ・トルッコ 犯人はあなただ ! (講談社ノベルス)の感想・レビュー・書評

  • 2014.3.5再読 処分

    メフィスト賞受賞作。
    「読者が犯人」という究極のトリックに挑戦した作品。
    読後数年経っても忘れられないインパクトがある。
    残念なのは、これが本という形態だったこと。
    もし新聞で毎日読んでいたなら、確かに私が犯人だ!と思わざるを得なかったかもしれない。
    文章は読みやすいが、若干冗長な感じはした。
    装丁がSFチックだなぁと長年思っていたのだけれど、口コミで真ん中の銀部分が鏡だということに気付いた。
    なるほど…。

  • なんだか…うぅーん。と、いった感じ。
    いまいち腑に落ちないというか。なるほど!とは思えない。

    なんか、公園のベンチに座ってたら目の前で人がころんで、あらら〜と思ってたら「あなたがそこにいるから私は転んだんだ!」って言われたみたいな読後感。

  • 第36回メフィスト賞受賞作品。
    あなたは超能力を信じますか。
    ある日主人公のもとに
    一通の手紙がくる。
    「ミステリー界最後の不可能トリック
    を用いた<意外な犯人>モノの小説を
    買ってくれないか」
    究極なトリックとは何か?

    驚愕必至、境界朦朧、錯覚錯綜。
    読み終えたあなたは、どう思うでしょう?
    不思議な気分になるかもね。

    比例反比例。エレガント。
    ミステリを読む人も読まない人も
    ウロンに楽しく読書できるでしょう。
    これぞ講談社ノベルquarity。

  • ミステリとして読み進めた自分としては、

    そりゃないよ!

    です。
    でも、伏線はきちんとはってあって、論理は破たんしていない。
    だけどちょっと、ぎりぎりです。。

  •  メフィスト賞受賞作らしい作品でした。
     ストーリーの展開や落ちはともかく、有馬さんのこだわりの強い性格とか、語り部の奥さんの他人に過干渉な性格が受け入れられなかった。
     あと、超能力の話題が相当出て来るんだけど、まぁ意味なくこれだけ描写されるわけがないから、何かしら関係するんだろうなぁとは思ったけど、超能力にあまりに興味がなさすぎて、殆ど飛ばし読みした。

  • 本気で「犯人は読者」を信じてたわけじゃないけどー、うーん。挿入される古瀬博士の超能力ネタ、面白かったけど、唐突で不自然でギクシャクし過ぎて、いかにも伏線。

  • 2007年のメフィスト賞作品。
    「意外な犯人」一本勝負での、異色作。
    見知らぬ人から「小説を代筆し、出版してほしい」という謎の依頼を受けて…という導入部は面白いが、結局最後のオチは、やはりというか奇抜なものになってしまい、勝手にした期待が裏切られた感じはある。
    2

  • "読者が犯人"という結論を先に提示しておいて、強引なレトリックで丸め込む手つきがとても面白い。でも、この理屈が通じるのはメフィスト賞くらいなのではないだろうか。

  • あまりに荒唐無稽なタイトルなので
    正直期待せず(メフィストだからか?)に
    読んだらか、意外と楽しめた。

    しかし、特殊な体質を利用したあまりに
    万人には理解できない(幼少期の恥ずかしい体験は誰にも少なからずとあろうが)トリック確かになるほど〜とは思うが果たして「犯人」であるかは…どうなんだろう……といささか消化不良な結末なのはやはり残念。
    超能力の件もあまり関係無い様に思えるし
    短編を無理やり長編にした感じさえする。
    やはりメフィストだからか…無念。

    表装の鏡仕様は
    ヒープの「対自核」のジャケをパクったのかな?

  • 「読者が犯人」を成立させる発想は買う。
    が、特殊条件下での理論成立に、納得できるかはかなり厳しい。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/13311300.html

  • 文庫版「最後のトリック」が人気らしい。

    Ultimo truccoはイタリア語で「最後のトリック」という意味らしいんだけど本編ではとくにイタリア語に引っ掛けたところはない(と思う)のが謎。

    件の「最後のトリック」はまあ、たしかに、うん、そうかな〜? と思った。
    新聞じゃなくて、電子書籍とか、メルマガみたいに送信されたら、より「私が犯人!」と思ったかも。

  • 読者が犯人であるという究極の推理ドラマへの挑戦!冒頭から始まる香坂誠一を名乗る人物からの小説家への謎の手紙から惹きこまれる。そんなことが可能なのか!?冒頭は秀逸、そして展開は・・・。最後の種明かしは?と一気に読み進んだ。結論としては少し無理があるのでは?!。いろいろな伏線があり、それが謎の解明につながっているようであるが、よく考えないと理解できない面があった。

  • うーん、ものすごく期待しましたが、ちょっと肩透かしくらった感じです。あんなに超能力について、語る必要があったのかな?ちょっと疑問です。確かに犯人は読者なんですが、はぁ?という感じです。

  • 本のタイトルからも分かるように、「読者」を犯人に仕立て上げる事をテーマにした作品です。
    とはいえ、名作・良作としての作品知名度が高くないことから推測できるように、万人を納得させるようなトリックではなかったかなというのが、正直な感想です。
    元々ハードルが高いテーマであるため、結構強引な設定が組まれていました。
    過度の期待をせず、こういった考え方もあるのかといった軽い感じで読むぐらいが良いかと思われます。

  • 読者が犯人かもしれないけど、こんなのは納得できん、、、

  •  
     
     
    そんなんでこっちのせいにされても知らんがな。
     
     

  • 物書きの主人公宛に突然香坂誠一なる見知らぬ人物からの手紙が届く。究極のミステリーのアイデアについての取引の内容だった。面白かったのは導入のみで、途中の説明は回りくどく肝心の結末は余りにも理不尽なものであった。

  • 確かに、読者が犯人の一人になる理論が成立するけどね…大風呂敷広げすぎかな。

  • ★★★★☆
    史上初の犯人
    【内容】
    新聞に連載小説を発表している私のもとに一通の手紙が届く。その手紙には、ミステリー界最後の不可能トリックを用いた「意外な犯人」モノの小説案を高値で買ってくれと書かれていた

    【感想】
    おそらくこの人が犯人になったのは初めてであろう。そのインパクトは絶大であり、それだけで評価できる。
    なんとコレがデビュー作というからそこも驚き!

    読後感としては、ちょっと複雑な感じがします。それほど中身に引き込まれたってことでしょう。
    文字を映像にすれば映像化も不可能じゃないのですが、多くの人が最終的に混乱するので厳しいかな。

    「ウルチモ・トルッコ」とはイタリア語(あるいはスペイン語)で「究極のトリック」を意味する言葉。
    第36回メフィスト賞受賞作。

  • なかなか面白かった。読者が犯人というトリック、後半が急ぎすぎた感があった。題名のウルチモ・トルッコの意味が最後までわからずじまい(ーー;)

  • 斬新なトリックだけれど、特定の条件でないと成立しない。
    一つは、被害者の体質。
    もう一つは、小説の掲載方法。
    新聞連載でないと成立しないトリックであるため、少なくとも私は犯人にならなかった。

  • 感想

    ESPが、どのように本筋に絡んでくるのか、読者をどのように犯人に仕立て上げるのか、と多大な期待をした分、この結末に驚きは半減した。

    ただ、些細なこと、僕らが日常で行うほんの小さなことでも、傷つく人間はいるのではないか、と考えさせられた。

    悪意のない行動で人を傷つけるということ。それは、罪の意識なく人の心をえぐるということだ。悔恨の念など、そこに発生するはずもなく、その暴力は繰り返される。
    世界には、そんな暴力が、そこかしこで横たわっているかもしれない。そう思うと恐怖を感じるのは僕だけだろうか。

  • ええっ!!素直にすごくない???!こんな話はじめてだ。引き込まれましたよ。ほかの作品も是非読みたい。聡明な文章も好み。

  • ウンコな作品。

    「読者が犯人」というチャレンジ精神は認めるけど、それが作品のおもしろさに直結していないし、何より読み終えた後に「だから何なの」という感想しか持てなかった。そのトリックのためだけに長い長い物語を読まされた、としか感じませんでした。

    こんなのがメフィスト賞か……やっぱメフィストは外れが多すぎてダメ。時間の無駄。「六枚のとんかつ」も時間の無駄だけど潔さがあって清々しい分、億倍もマシ。

  • いかにもメフィスト賞な、ケレン味たっぷりの大上段に振りかぶった作品。
    意欲は買うが、トリックの前提にあまりにも特殊な条件を設定しているので、驚くというよりは「うーん」と首をひねる読後感。
    終わってみれば中身もかなり冗長でもっと短く出来たように思う。6.0

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