ST桃太郎伝説殺人ファイル (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061825758

感想・レビュー・書評

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  • STメンバーが岡山へ出張。
    本作では青山くんの泣きが見れます笑

  • 相変わらずなSTメンバーたち。
    現実味はないけど。。

    人間嘘発見機が相手の緊張を見抜く場面とか、読んでて爽快。
    まさか桃太郎の話を聞いた人が別人だったとは・・・
    意外性のある展開が面白かった!
    数年前の警察内の不正も追求され、ハッピーエンディングに。
    個人的には翠と菊川の二人だっけ?の恋の行方が気になる・・。

  • 桃から生まれた桃太郎。
    その元祖と言われることもある岡山を舞台にした話です。
    元祖であるはずの場所で聞いたのが、立ち位置が真逆の話。
    なんとも面白い。

    そのモチーフは強引過ぎないかと思わなくもないですが、そんなもんなんですかね。

  • 珍しく混乱する青山とか、事件の深層にあるキャリア・ノンキャリアの間の溝とか、そういった部分が興味深かった。
    思ってたより面白かった。

  • シリーズの中ではいまひとつ臨場感というか、キャラクターがぼんやりとした印象でした。

  • 桃太郎の考えたこともなかった逆説に驚かされた。それが話の謎解きにきちんと掛かって来る所はさすが。意外な人の意外な涙にも驚かされました。

  • STシリーズ最新作。
    と言っても、もう3年前の作品。
    次の作品が出るまで、待っていたけど、待てずに読んでしまった。
    事件を伝説に結びつけるのは、半ば強引だが、青のファイルの続編として読むとなかなか面白い。郷土史の薀蓄に関しては、やっぱり、QEDの足もとには及ばない。

  • プロファイリング専門の青山が、事件の全貌をいつも通り早々に
    把握していたようだが、どうしても納得のいかない点があるという事で
    思い悩む。
    いつも通りにそれぞれの専門分野が活かされる内容だが、
    赤城の出番が少ないので、若干さびしい感じが。

  • 今野敏STシリーズ。警視庁科学特捜班が今回は岡山に出張です。桃太郎伝説の違った側面がわかっていいですね。現地の写真とかが資料であってもよかったのでは。図書館予約数は1(09/12/31現在)です。

  • 東京、神奈川、大阪で男女が相次ぎ殺害された。被害者はいずれも岡山県に関係する曰く付きの人物で、死体には“モモタロウ”という文字が刻まれていた…。事件解明のため岡山県警の特命班に召集されたSTは、被害者の遺品から連続殺人と、かの地に伝わる“黒い”桃太郎伝説との因縁を見出す。“伝説の旅”シリーズ第2弾。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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