目薬αで殺菌します (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061826120

感想・レビュー・書評

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  • ■劇物入りの目薬に刻まれた「α」の文字!!繋がっていく事件!加速するGシリーズ!!

    神戸で劇物の入った目薬が発見された。目薬の名には「α」の文字が。そのころ、那古野では加部谷恵美が変死体を発見する。死体が握りしめていたのは、やはり目薬「α」!探偵・赤柳初朗は調査を始めるが、事件の背後には、またも謎の組織の影が……?「φ」から続く一連の事件との繋がりは!?進化するGシリーズ、第7弾!

  • 2010/05/12

    謎が解けないなんていつものこと!
    だけど、いつもよりはちょっと確信に近付いた話が出てきたので、普段よりはすっきり読みました。ギリシャ文字シリーズの解決編はいつも畳み掛けるようだなあ。解決なんてしないし、そんな分りやすい答えは用意されてないから当たり前かあ。シリーズ全体を通して、それこそ時間的にゆっくり物語が進んでるんだな、と最近漸くそのスピードに慣れてきたかもしれない。
    正直西之園さんと犀川先生の展開が知りたくて読んでる森作品ですが、だんだん楽しみ方が分ってきましたよ。
    独特の人物の思考回路にあまり嫌悪感を感じず読むこともできました。
    しかし海月くんはキャラが掴めない。加部谷が一歩人間臭く前に出た感じが良かった。萌絵とはまた違うんだよなあ。森先生が普通の女の子の気持ちを書こうとするととこうなるのかあという気持ちで読みました。なかなかどうして、思ったよりも可愛らしい。それでも森作品の登場人物には、あんまりリアリティ感じないのは変わらないけど。それが味なんだよね。
    そして今後の赤柳さんに期待です。

  • Gシリーズの中だと好きな方。地味だけど面白かった。

  • 20100208 
    少しは話が前進してるのかな。図書館で借りてるから読んでるけど。

  • いやはや、やっぱり森博嗣さんのは良い!
    こー、自分の頭にある物事が整理されていくが気がする。
    言葉にし難い思考とか、ね。

  • 謎が積み重なり、いかにも途中経過。起承転結の転に当たるのかな。事件も登場人物も静かで、じわじわと状況の変化はあるが、先は見えず。ストレスが溜まるなぁ、今回の読者を騙すトリックもワンパターンだし。何だか、シリーズのラストはがっかりしそうな予感・・

  • 萌絵ちゃん…キャラ変わりすぎじゃ…?

    パラパラ読んだから犯人とかはよくわからなかった。
    完全にキャラ読み。
    また読むけど。

    タイトルがなぜか好き。

    海月くんの意味深な発言気になる…

  • 今回は恋愛要素が多く、いつもよりきゅんきゅんが多かった。
    恵美ちゃんかわいぃ!おい海月君…って感じでした。
    ストーリーもそろそろシリーズ終盤になっていきそうで、続編に期待!です!

  • このシリーズ、というか森作品は、思わせぶりな文章でイロイロはぐらかしながら、スルッと通り過ぎていきますな。もしかすると何気なく書かれていることに、こちらが気付かず読み落としている部分があるかともおもいますが。前のシリーズ含めて読み返せば、新たな発見があるんでしょうな。
    今回のミステリ的趣向は、わざとらしさで彩っていたのが面白かったですね。

  • 1冊の作品というよりはシリーズの中の物語の一部という感じ。
    ちょっと展開がありましたね。

    パソコンは、想像通り。
    島田さんの登場には少し驚く。
    海月君の「関わらない方がいい」という発言を、つい深読みしてしまう。
    加部谷ちゃん、せつない。

    このシリーズが何を目指そうとしているのか、だんだんわかってくるのでは、と森先生はおっしゃっていますが・・・まだなんとも。わたしの理解不足?
    このシリーズが直接、女王シリーズへの橋渡しになるのか気になります。

    はやく続きが読みたいです・・・。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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