フォークの先、希望の後 THANATOS (講談社ノベルス)

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著者 : 汀こるもの
  • 講談社 (2008年10月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061826144

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フォークの先、希望の後 THANATOS (講談社ノベルス)の感想・レビュー・書評

  • 相変わらず、と言うべきなのか終盤におけるスイッチの切り替え方が凄まじいですね。読み手をどん底に叩き落します。これ、鬱の時に読んじゃ絶対駄目な1冊だと思います。「ノルウェイの森」の次くらいに。褒め言葉ですが。

    前作までとは語り手が変わった上に、キャラの印象も少々異なるような気がします。シリーズ物の3冊目、という位置づけからするとちょっと微妙な部分もあるのですが、物語自体はとんでもなく面白いですし、痛々しい病み方だったと思います。

    あ、でも「武装錬金」ネタはさすがにマニアックかと。読者がついて…来そうですねえ。

  • シリーズ設定を補完するような別視点 (今後のレギュラー彼方視点) での話。
    レギュラー登場人物たちが感情や倫理的な問題をぶつけ合っていて、シリーズを深く読むのには必須。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/12884443.html

  • タナトスシリーズは蘊蓄とか濃いセリフによるカロリー過多みたいなそれだけでは成立しない脂身みたいなのが、最終的にエンディングにまで昇華されるのを見るのが好きだったんだけど、今回はそれが薄いように感じられた。あと、シリーズ唯一の良心であった高槻のご乱心には普通にびびってしまった。

  • 08/17/2014 読了。

    高槻さんが錯乱してるよ…。
    彼方が登場して、感情が入れやすいというか
    視点をおきやすかったので、読みやすく感じました。

    彼方がいいキャラしてるなぁ…。

    皆、決して善人ではなくて、悪人でもなくて。
    それぞれの思うところに沿って突き抜けてるから、
    仕方ないのかもしれない。

    美樹と彼方が付き合うエンドは見えないのですが、
    彼方の想いが叶うのも想像できない。
    皆、長生きするといいな。

  • THANATOSシリーズ二作目
    3作読んで、この作品が一番好きかもしれない。
    全員の歪んだ愛情。全員が犯罪者。けれど憎めない。最後の最後にはっとさせられる展開で、とてもおもしろかった。

  • シリーズ3作目。このシリーズはタナトスの表記はあるけど巻数表示がないのが不思議なくらい順番通りに読んでてよかったと思う。
    今回は恋する乙女の視点から語られ、作者曰くハチクロを目指したらしいですが。それでいくとカナさんがはぐちゃんか。罪な女カナさん。
    ミステリ色は薄くなったけど、高槻視点じゃないためか、それぞれのキャラが今まで以上に引き立ってる感じ。
    とうとう高槻さんもタナトスにあてられちゃったのか…と思ったけども。
    でも完全にただの脅しでもそこまでやる必要なかったんじゃなかろうかとも思わなくもない。
    しかしほんとに他の事件と同時進行に…いろいろ起こりすぎだよこのお家。
    高槻もだけどカナさんも死なないといいな。
    高槻さんにうまいことだまされたので☆5で。

  • あれ?普通に面白く…なってきた…ような…
    キャラに慣れたからか、蘊蓄が控えめだったからか、視点が高槻では無かったからか…。
    ミステリでは無いかなという感じなんだけれども。
    はたして彼女はレギュラーとして生き残れるのか…

  • ところどころ文章が難解だったけど、おもしろかったー!!
    肺魚みたい。早速水族館に行ってみよう!!

    作者の言葉があったけど、ハチクロではないよなー(笑)

  • ちょっと読みにくかった……。ストーリを追うことはできたけれど、読むのにやらた時間がかかった。タナトスシリーズを読むのは初めてだったからだろうか。ただ、熱帯魚の薀蓄はおもしろい。

  • どこがサワヤカラブストーリーなのか!
    肺魚と奇蹟。アクアリストはロマンチストだ。

  • シリーズ3作目。カナさんが日給5万円で死神に魂を売るお話。病死に自殺と、タナトスの本領としては、おとなしめの印象。
    前半はほとんど美樹の出番なしだし、その分魚のうんちくも少なめ。後半 今まで唯一まともだと思ってた高槻さんまでがまさかのご乱心。タナトスは破壊の衝動。誰の心にも潜んでる。何かきっかけがあれば、誰でも発動する可能性はあるってことか…。

  • タナトスシリーズ第3弾。
    今作の語り手は、立花家の魚の世話をする美大生・浅岡彼方。
    いつもより蘊蓄少なめだからか、わりと楽しめた。

  • まだ唯一、まとも、だと思っていた高槻さんがまさかのご乱心。
    高槻さんは毒沼に足引っ張られてはまった感じだけど、
    彼方は奥底にあった毒がじわじわ滲み出てきたようなぶっ壊れ方。
    まともとかまともじゃないとかどうでもよくなるな。

    美樹がどんどん人間臭くなってきて面白い、けど「一人殺したくらいでもう仲間になったつもりか」ってセリフには死神を垣間見て心臓キュッてなった。

    湊さんが結構良いひと。良いひと?この人が一番人間らしいのかもしれない。

  • タナトス三作目。作者曰く、ハチクロを意識しているらしいが、わからなくもない…かもしれない。
    一作目、二作目と時期的にまたがっている本作。途中までは美樹が出てこず、なんか小野不由美の「魔性の子」みたいな雰囲気。そして美樹がいないので例の小噺は少なめ。悲しい。
    最後の方は急展開。高槻さん壊れてたのか。彼方もだけど。どうせならオチで空砲とかいらなかった気も。そして思い出したようにアネクが…。でも唯一タナトスに囚われなかった象徴か。
    相変わらず漫画好きですね。次作も読みます。

  • 悩み事もある、友達だっている、趣味だってある女子美大生が「だって私も人でなしなんだもの」と言い切るまでのめくるめく事件・魚・謎・魚・魚の薀蓄が中毒的に心地いいシリーズ三作目。
    シリーズ通して暴かれるキャラ一人一人の多面的な性格の一端を覗き込むような野次馬じみた好奇心に負けて一気に読了。
    四人の会話がどこか狂気的に優しくて好きです。

  • お魚とヱヴァが大好きなことがすごくよく伝わってきます。
    前半のまったり感を過ぎ、後半の展開はかなりのスピードで迫ってきて飲み込まれます。
    カナちゃんが自分を人でなしと言った時にはぐさっときました。
    誰もがやるせなく壊れていくように見えるのですが。
    それでも生きていくのが彼らの逞しさの表れかなと思います。

  • THANATOSシリーズで一番平和でぶっ飛んでると思う

  • しばらくぶりに味わった、柔らかな鈍器で側頭部をゴォーンと飛ばされたような気持ち。
    そんな作家がメフィスト賞から時折出現してくると思う(そろそろ出尽くしたんじゃないかと思っていても、いい意味で期待を裏切ってくれる)。
    みっちり作り込まれている魚設定に、何らか人死にが絡まるミステリが軸ではあるのだけれど、謎解きミステリというより、散りばめられた理不尽に暴力的(と言えそう)な力技で結論を出されたり出されなかったり、全く綺麗に解決できていない。
    ジタバタな物語にまくし立てられて一気に読まされてしまったような、煽られるドキドキ感が楽しかったです。
    出版は第3弾だけれど、本書が応募作を加筆改題したものだそうです。

  • アロワナに詳しくなれた。
    ミキちゃんの死神体質がどこまですごいのかってことを思い知らされた…本当にランダムに人が死ぬのって怖い…

    高槻さんもちょっと怖かったw胸に手を当てる仕草はなんとなく拳銃かなーとは予想できていたけど、一般人に銃口むけるとは…!
    でもかっこよかったー!

  •  寝たきりの父を持つ金に困った大学生が、立花邸のお魚係になり、鍵をもらうまでの話。

     前半失速してたけど、高槻のタナトスからの盛り上がりが尋常じゃなかった。半端なかった。とても面白かった。
     真樹さんかわいい。そして合理的すぎて天然たらし。
     双子と高槻さんの、喧嘩してもすぐ元通りになる感じが好き。君らは形状記憶合金か!

     飼えるはずないのだけど、Pro.アネクテンスを飼ってみたいと思ってしまった。奇跡見てみたいなぁ。

  • 裏表紙によると「ラブ&ホラー」(笑)
    今巻の主人公は、双子でもなく高槻刑事でもなく、立花家でバイトをしている女子大生。
    カナさんいい子だ!
    後半の高槻さんのキレっぷりに違和感を感じたりもしたんだけど、まあ、彼だって、そりゃあもうストレス溜まってるだろうしねー、カナさんを”自分たちのような”ひとでなしにしたくなかったってのもあるだろう。
    真樹ちゃんが、今までで一番名探偵っぽかったかも。

  • なんか時系列がよくわからないな。
    まあ自分が理解しようとしていないだけなんですが。

    シリーズ三冊目に持ってくるには珍しい話だと思いますね。
    他の話に比べると地味です。
    水槽メインの話だからだろうか。
    爆死とか連続殺人事件とかしていないからだろうか。

    どうでもいいんですが、裏表紙の説明に「最新刊」って入れるのやめてほしいですね。
    巻数ちゃんと入れてほしい。
    何冊目かわからねえよ。

  • 死神THANATOSシリーズ3作目

    今回の主人公はTHANATOSの飼育係の大学生(女)
    なので番外編みたいな話。
    なんか今回も死神にメンバー一人追加で!みたいな。

    途中時間軸が分からなくなったけど、いつものことなのでスルー。
    今回はいろいろ考えるのを諦めて最後のオチかたを楽しみながら読みました。
    なんだか引き込まれて途中ほろりときてしまったので、
    こるものさんのラブコメ路線は間違っていなかったかと!

  • これで肺魚が好きだったのを思い出し、いろいろ調べた結果Pro.エチオピクスが一番好きだと言う結論に落ち着いた。

  • 厨二病全開なのに夜中に泣いてしまった。悔しい。

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