無貌伝 ~双児の子ら~ (講談社ノベルス)

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著者 : 望月守宮
  • 講談社 (2009年1月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061826328

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無貌伝 ~双児の子ら~ (講談社ノベルス)の感想・レビュー・書評

  • ”ヒトデナシ”なる妖怪が跋扈するパラレルワールドでの探偵譚。
    ”ヒトデナシ”の一種”無貌”に顔を奪われて自信も消失した探偵の下、押しかけ探偵助手が事件に挑みます。

    斜に構えつつ直情型な助手と消極的な探偵のバランス加減、世界観はハマる人はハマるかも。

    シリーズを読み進めると、登場人物のセリフや行動に周密なフラグが立てられていたりして無駄がない事に気づかされ、より面白さが増します。

    図書館スタッフ(学園前):あんりみ0

  • “ヒトデナシ”という人間ではない特殊能力を持った存在がいる世界での事件。

    謎解きはあくまでミステリ。“ヒトデナシ”がいる分、面白いかな。

  • シリーズ4作もでてるのに、いまいち面白さがわからないんですよね…
    どこが面白いか教えてください

    という言葉とともに借りた本
    メフィスト受賞しただけあってミステリ

    どこが ときっちり説明はできないけども普通におもしろかったです
    世界設定おもしろかった
    犯人を追いつめる感じ、ちょっとくどかった…かな
    次に期待です!

  • ラノベっぽいのかな?と思って読み始めましたが、
    意外にもなかなか骨太なミステリでした!

    「ヒトデナシ」という怪異(妖怪みたいなモノ)と人間が共存する世界。
    「絵画と猫のヒトデナシ、露草」の諱乗りに笑いました。
    この後のシリーズでは、色々な種類のヒトデナシが登場するんでしょうか。

    人の顔を奪う「無貌」という不気味な存在。
    無貌被害者は、ある特定の状況下では姿が見えないという設定が、
    上手くミステリに生かしてありましたね。
    顔を奪われてしまった探偵・秋津は、少し存在感が薄かったかな(笑)
    その分、生意気な少年助手・望のキャラが立っていたように感じます。

    望がサーカスにいた頃の様子だとか、
    続編ではもう少し見えてくると嬉しいなぁ、と思うのですが^^

  • デビュー作ということを差し引いても、
    序盤、中盤、ラストと、すべてがどこかで見たことあるような展開でした。
    次に期待。

  • 怪異と共存している世界の話。

    探偵と少年の出会いとこれから。
     
    イマイチ迫力には欠けるがこれからがわくわくするような終わり方に興味がわく。

  • 人とヒトデナシという怪異が共存している世界が舞台。
    ヒトデナシの怪盗・無貌から犯行予告が送られてくる。
    無貌に顔を奪われた名探偵・秋津と助手(臨時雇い)の少年・望の二人はその犯行を防ぐために鉄道王一族を訪れるが・・・

    ジャンルで言えばミステリーなのか、ファンタジーなのか…迷いどころです。
    ミステリーとしてはちょっと物足りないかもしれない((+_+))
    なんせ怪異であるヒトデナシは能力によってはなんでもありなので…(^_^;)
    起きる連続殺人の犯人は人かヒトデナシか…気になって夢中で読んじゃいました。

    時代設定が昭和初期って感じなのも結構気に入った要素です。
    なんか怪盗20面相を思い起こさせるような感じです。

    秋津と望、この二人と無貌が今後どんな展開をみせるのか楽しみです(^^♪

  • 活劇とまではいかないけれど、探偵がいて助手がいて怪人がいる。素晴らしいお膳立て。

  • 続刊も読みたくなった。
    今回の事件を切っ掛けに変わるだろう望と探偵が今後どうしていくのかを知りたくなる。

    最後まで読んで、ああこれ全部記憶だったのか、と気付かされて、
    確かに記憶を読まれていない秋津探偵視点の語りはなかったなーと。
    なるほどですね。

  • 怪人二十一面相を思い出しました。

  • 「能力者バトルミステリ」
    自分は誰かに成り変わられているのだ。
    貴方は本当の貴方ではないのだ。
    貴方は誰?

  • 望月守宮さんデビュー作。
    古典的なミステリーでありながら、そこにあやかしのような、ファンタジー要素を加えることで、読者を混乱させる新感覚さが気に入りました。
    主人公古村の両親に捨てられた過去や自暴自棄になって起こした行動、決して幸福ではない主人公の境遇はありがちながら、ひょんなことから探偵の助手、探偵業、そして殺人に出くわし、触れ、変わっていくさまが面白い。
    普通の子だよ、普通のいい子だ。という台詞がすごく響きました。

  • 昭和初期のレトロな香り漂う世界観。助手が探偵のことを「先生」と呼ぶあたりににやりとしてしまいます。
    ヒトデナシという特殊設定を用いたミステリですが、犯行や推理面においてその存在を上手に生かしていたとは言い難く、特に動く影の正体についてはわざわざ論じるまでもないような……。それとこれは作家のスタンスによりけりなので一概には言えないけれど、個人的にはフェア/アンフェア判定でアウトな部分がありました。
    物語そのものはとても面白かったです。

  • 会話文がこなれたかんじがしなくて読み始めはすこし不安だったけど、筋書きとかトリックとかなかなか綺麗だし設定もうまく消化してたので好印象。ただちょっと期待してた無貌と秋津の存在感がやけに薄くて残念。魔物大合戦!みたいのなのもなし…なのは良かったところか笑。楽しんで読めた。

  • お話の世界に引き込まれます!とっても不思議な世界で、それが新鮮。もう1回読みたい作品です。

  • メフィスト賞(40回)

  • 現代とあまり変わらない世界で繰り広げられるミステリー?
    怪盗20面相の様な登場人物、と言えばいいんでしょうか?
    探偵がいて助手がいて、懇意にしている警察がいて悪がいて…。
    ただ、どこを取っても性格がすごいかと思われますが。

    自信と自身を喪失してしまった探偵と
    そこに押し入った助手。
    この助手が主人公なわけですが…すごいです。
    やる気だけが空回りタイプの小悪人と思いきや
    単なるお人よし。
    ヒントを貰って、がしがしと推理していく様は
    これでいいのか探偵…と、雇い主の方が心配になってきたりw

    最後の謎解き場面が長かったは長かったですが
    それ以上にすごいものを読んだ感じです。
    とりあえず、今更な父親は馬鹿かと。
    長年の蓄積は、そんなものではどうにもなりません。

  • ヒトデナシという設定を自分で作り、その世界の中で展開させたミステリ。どうせなら無貌がもう少し活躍しないとタイトルに不満を感じそうだが、デビュー作としては存在感のある内容

  • 私は面白いと思う。
    特殊な設定と世界観(日本だけれども現実の日本とは違う舞台)ではあるけれども、それが違和感なく、且つ謎解きにきちんと絡んでいるので面白い。
    文章も読み易い部類。まあ主人公のひねくれっぷりや探偵の不甲斐なさにはなかなか感情移入し辛いところはあるけれども、最後の方になってくると割と受け入れられる。

    一応分類はミステリだけれども、ファンタジー要素もあるので100%科学で証明できないとやだー(´;ω;`)という人には向かない。

  •  “ヒトデナシ”と呼ばれる怪異が存在する世界。孤独に生きてきた少年望は,怪盗・無貌に「顔」を奪われた名探偵・秋津の助手となり,鉄道王一族の怪異と連続殺人事件に遭遇する。第40回メフィスト賞受賞作。
     序盤はやや冗長ながら,中盤以降の展開はかなり読ませる。設定から伝奇小説的な物語を予想したが,実際は最初から最後までかなりオーソドックな本格ミステリ。無貌や望の設定は怪人20面相のオマージュとしても面白い。

  • 出てくる人物が皆なぞに満ちていて面白かったです。

  • やっぱり自分はこういったミステリは向いて
    いないのかなーと...正直読み終わるのに凄く
    時間もかかったし、正直ツラくて途中も読み飛ばして
    しまったし...読んだとは言えないかも。
    いやー...苦行だったなぁ。

    結構評判は高い作品みたいですが向き不向きが
    あるんだなーと痛感。
    別にこのストーリーの設定や伝奇的なヒトデナシとか
    自体には抵抗がないんですが、その設定を破綻なく
    説明せざるを得ないようなまどろっこしさに
    付いていけなくなってしまったんでしょうね。

    もうね、真相や犯人なんてどうでもいいし、誰でも
    いいから早く終わって欲しいという思いのみで
    最後まで辿り着きますた。決して作品が
    悪い訳ではないですが、ちょっとトラウマに
    なりそうな一冊(笑)。

  • メフィスト賞らしい作品。舞台設定も凝っていてオチもなるほど~って感じ。

  • ▼半分まで。フツーじゃなく面白くてビビる。妖しげで、ちゃんと新本格してて、「メフィスト賞じゃないか!!」と叫びたくなる出来。
    ▼あと、文章がすごく簡単で読みやすい。400ページあるのに「長い」って気がしない。古野まほろの対極かもしんない。その癖、怪しげないわくみたいなのは、ギミックでもってちゃんと加味されている。妥協なく、ホントに推理小説で勝負しようって気迫がある。
    ▼読み終わった。面白かった。ちょっと泣けた。少しエロかった。なんか……うーん、夢中だったな。すごくまとまりのある感じ。冒険が、したいよ……。
    (09/10/30 読了)

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