カンナ 吉野の暗闘 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061826397

感想・レビュー・書評

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  • もはや推理小説の要素がなく、歴史冒険小説。吉野の修験者の祖である役小角がなぜ伊豆に流刑されたか、なぜ吉野は桜の景勝地なのかがメイン。論理的にはありえるかなという仮説であったが、衝撃度は少ない。もうちょっとミステリの部分も頑張ってほしい。

  • 薬剤師コンビを読み終えてこちら読み始めたのだが、こちらも事件自体はチープ

    いつもエピローグでしか出てこない甲斐の婚約者も不気味

    作者が取材旅行で楽しんでるさまが目に浮かぶ

  • 失踪中の知り合い諒司が、吉野に現れたと知らされた甲斐は、巫女の貴湖、友人の竜之介、忍犬のほうろくと吉野に向かう。

    役行者や黄金の鉱脈のなぞを探りながら、寒空の吉野山中で、事故に遭う...

  • 社伝を持ち去り失踪中の諒司が、奈良・吉野山に現れたという。捜しに行った甲斐らは、思わぬ事故に遭遇!その縁で山岳ガイドの光昭と親しくなるが、黄金伝説を追いかけ、修験道の開祖・役小角を信奉する彼は、殺人事件の容疑者だった。呪術で人々を苦しめ流罪になった小角の実体は?歪められた真実が明らかに。

  • 随所のウンチクは今回も興味をそそられたものの、
    このシリーズはいつになったら面白くなるのだろう。
    吉野は確かに桜だらけ。行ったのは夏ですが。。
    あの狭すぎる道はカーブもあるし、地元民でもスピード出せないと思う(笑)。
    貴湖は次回に大活躍?するという前振りのストーリーだったのかな??
    それにしても諒司や聡美の存在が謎めき過ぎる~

  • うーん、やっぱり薄っぺらいな。

  • 二人の出番が…次への布石なのかな?そろそろ明らかになるのかな?

    仏教関係の話は自分で読んだことなかったのでへぇ…と読みました。
    推理小説…ではないよなぁ;;

  • カンナシリーズ第3弾。
    今回はテーマは「吉野の歴史と役小角の謎」
    相変わらず、歴史観の解釈はそれなりに面白い視点ではありますが、歴史の謎も1作目ほどのインパクトはなかったです。

  • カンナは読んでなかったんだけど…読まなくてよかったんじゃないかな。

    鴨志田、ぴいくんとかぶる。まあそれはいいとして。
    事件はいつも以上に適当だったような…
    肝心の歴史の考察も、いまいち…女人禁制についての話はなるほどと思ったなあ。でも目新しくはなかった。この作家の本は最近どれもそんな感じって言われたらそれまでだけど。それを考慮に入れても…うーん。
    何より、文章。こんなんだったっけ?こんなんだったっけ??

    QED式の密室の方がよっぽど中身あったし、面白かったと思う。先に読んだからかもしれないけど。

  • カンナシリーズ第三弾。
    吉野の桜について、最後に少し納得。

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「2023年 『江ノ島奇譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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