密室殺人ゲーム2.0 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 159
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061826595

感想・レビュー・書評

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  • もうこの手のミステリは楽しめなくなりましたね。頭のおかしい連中の推理合戦など、不快感しかない。

  • 続編ということで、最初の方が好きだったな。こちらは読了感がさらにわるい。トリック自体、謎解きだけを厳密に楽しみたい。そこに心理とか一切不要という気持ちで読み始めたら、良かったかな。

  • 最初は何か引っかかるものがありながらも、それをあえて無視するような形で物語は進んでいった。前作のラストにおいてあのような切り方で終わった、言うならば不完全燃焼さを抱えつつ強引に話は進んでいく。
    読む中で初めは時系列が異なるもの、パラレルなどと考えを巡らせていたがどうもしっくりこない、死んだはずの人間がそこに存在するはずなどないのだから。中盤過ぎのそのネタばらしは行われるのだが、ものすごくあっさりしていたと言うことが、前作の設定を一番上手く利用できる手段であると思った。
    作中に登場するトリックの1つ1つはとても凝っていて読者を夢中にさせてくれるのだが1つ残念な点を挙げると、ラストがあまりにも曖昧すぎると思ってしまうことだ。ミステリにおいてある程度の謎を残して終了させることは、想像を掻き立てる材料として必要であるが、それは前作での手段と同じであり、その内容を回収できてない今新たな問いを残していくのには些か問題があるのではないかと感じた。
    物語性をぶった切って短編集として読むのであれば最高の密室系の話だと思う。

  • あー、そういう理由ね。
    コピーっぷりがすごいけども、
    カレンダー殺人…

  • 何かおかしいと思ったら……
    なりきりキャラ。

  • 前作のモヤっと感は無事解消。前作のほうが面白かったかな。次作も読む予定。

  • 前作同様、ミステリとしては文句なく面白い。Q1でルールがきれいに判明するとことか、Q6のサプライズとか。ラストでこの人たちなりの理屈がみえて、前作からずっとあったもやもやも少しはれた気がする。

  • 荒唐無稽なのに説得力があって癖になるシリーズ。

  • 殺人推理ゲーマー第2世代。
    相変わらず044APDが頭ひとつ出てる感じも良かったです。

    「ゲーマーにとって自分の死は快感」。
    ゲーム中、非常に緊張した状態にいるゲーマーは
    そのゲーム内で自分の身体が粉々になって殺されたとしても、
    それで一時休止できることに喜びを感じる。

    この説に妙に納得してしまいました。

  • みーんな解けなかった!
    むずかしい!

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著者プロフィール

1988年『長い家の殺人』でデビュー。2004年『葉桜の季節に君を想うということ』で第57回推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞をダブル受賞。2010年『密室殺人ゲーム2.0』で第10回本格ミステリ大賞をふたたび受賞。

「2022年 『首切り島の一夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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