マーダーゲーム (講談社ノベルス)

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著者 : 千澤のり子
  • 講談社 (2009年7月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061826632

マーダーゲーム (講談社ノベルス)の感想・レビュー・書評

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  • サスペンス感溢れるミステリ。どうもこのへんで引っかけようとしているなあ、という意図は見えたものの、結果としては騙されました。どちらかといえば、犯人が誰なのかというよりも、ラストのオチの方が衝撃的だったなあ。
    この「ゲーム」自体は、名前は物騒だけれどそう悪い考えじゃないかもね。むしろ善意的な部分もあったはずのゲームがエスカレートしていく様は、なかなか怖い。これが大人の世界での物語なら、さほどでもないのかもしれないけれど(むしろあっさり解決されそうだし)。

  • 「汝は人狼なりや」というカードゲームを元にした「マーダーゲーム」を楽しんでいたら実際の殺人事件に巻き込まれてしまう、というお話。「マーダーゲーム」のルール説明が解り難いのと、登場人物の呼び方が安定せず視点も頻繁に入れ替わるので把握し難くく、かなり苦戦しました。
    犯人に関しては予想の範囲内でしたが、細かく散りばめられた伏線と叙述トリックが効いていてなかなか巧妙なミスディレクションだと思いました。

  • 一読した限りではアンフェアな印象ですが、読み終えたあとパラパラと読み返してみると、思った以上に伏線が張ってあることに驚きます。軽く読み流してしまえばサスペンスですが、じっくり読めばミステリという感じでしょうか。気になる点も多々ありますが、伝わりにくいものの、良く練られた作品だと思います。次作に期待。

  • “「誰が犯人かを当てるのが目的だけど、顔をあわせて話し合うからこそ、面白いゲームだと思うんだ。それと、<汝は人狼なりや>だと議論だけでアクションがないから、もうちょっと面白くなるようにルールを変えて……」
    杉田くんは、小学生にしては少し長い髪をかきあげてみんなに言った。
    「学校全体を使って、リアルで体感できる<人狼>っぽいゲームを、ぼくたちでやってみないか?」
    全員の眼が、杉田くんに集中した。”

    小学六年生が八人で行ったマーダーゲーム。
    しかし、そのゲームは徐々に子供たちが思いもしなかった問題へと発展し始める。
    誰が<犯人>で、誰が嘘をついているのか。
    他人不信に陥るようなスリルとか。
    ころころ視点が変わって、その度に誰の視点だかわからなくなるのが少し困った。

    “何で、あんなに冷静にしていられるんだ?
    そもそも、マーダーゲームを提案したのは、彼じゃないか。
    俺らは、杉田の指示通りにカードにスケープゴートを書き、杉田の指示で杉田のロッカーに入れた。杉田がカードの中身を見ない、と信じ込んで――。
    配膳台の裏に設置する前に、杉田は全員のカードを見たんじゃないのか?
    別の可能性もある。
    配膳台の裏には、空の封筒を設置して、給食袋には、最初からJOKERを入れていなかったとしたら――。
    俺らは、マーダーゲームをやっていると思ってるだけで、実は、杉田に操られているだけではないのか?”

  • 呼称や人称のばらつきが酷かった。そこちゃんとしてたら楽しめたのではないかと思われます。残念。

  • 設定は好きなんだけど、微妙。
    2009.12.6

  • 子供たちが始めた「マーダーゲーム」。しかし、ゲームの枠を外れ殺されるウサギ、そして仲間たちの中に死者が・・・。

     2009年8月2日初読

  • 個人的な印象では如何にも講談社ノベルス的な作品
    だなーと。ソロ名義でのデビュー作らしいんですが、
    小学生を事件に巻き込むのも、更にもっと大きな事件に
    発展してしまうのも、なんだか読んでて哀しい気分。

    途中、推理や論理展開がちょっと分かり難くて
    読み返しながらだったんですが、自分が馬鹿な所為か
    いくつか結局腑に落ちない点があったり、明らかにラストは
    蛇足かなーと思ってしまうと、あまり自分には合わない作品
    だったような気がします...。

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