魔界探偵 冥王星O ヴァイオリンのV (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
3.29
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本棚登録 : 289
感想 : 47
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061827110

作品紹介・あらすじ

"冥王星O"と名乗る男が、世界の秘密を語る…。「なぁ、この世界のヒエラルキーの頂点に位置するのは人間だと思っていないか?それは大いなる誤解だ」俺は知る。探し求めた彼女-美しい少女の形をした楽器-に至る道を。「"彼ら"はひっそりと闇の中でくらしている。彼らと人間の間にトラブルが起こったとき、"冥王星O"-つまり俺の出番ってわけだ」。

感想・レビュー・書評

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  • 主人公は終始普通の人間感覚からズレていることが強調されているのだが、そのズレを肯定するでもなくいつの間にか読者目線と重なっている辺りが面白いと感じた。
    他のキャラクターがそれ以上に強烈なこともあると思うが、しかし比較すると物語のほうは地味目な進行で意外性も無い。
    それまでの駆け引きは何だったんだと言いたくなるような幕切れで終わり、消化不良感が残るのだった。

    #人体楽器ネタは他でも見たがルーツが気になる。

  • 乙一さん・・・?設定とか人物とか面白いはずなのにもうちょっとテンポよく読めたらよかったのに。

  • 人間楽器のヴァイオリンに魅せられた男を語り部として冥王星Oとの関りが語られた話。途中までは「まぁこうなるわなー」といった感じでわかりやすく進んでいった。後半のバトルシーンは中々に白熱してて面白かったけど全体的に予定調和感が拭えなかった。

  • バイオリンの少女は魅力。ただ、乙一が書いたとは思えない文章。「彼女は音楽を孕み、出産しているのだ」の表現が好み。

  • こういう世界観とか、人のこころの動き、表情などなど大好きです。乙一だいすき。

  • メモ:乙一

  • ・・・で、結局ウォーキングのWとどっちが先なんだ??
    作者さんが違うと確かに別の話みたいでその点だけは面白いけど、続く巻への伏線とか世界の設定とかみんなで合わしてたりするのかな~。

    内容は、「冥王星Oとはそもそも何?」というのを一応説明してみたというところかな。
    ・・・じゃあこれが1冊目なのか!!読む順番(この後も)わからん!

  • ・・・で、結局ウォーキングのWとどっちが先なんだ??
    作者さんが違うと確かに別の話みたいでその点だけは面白いけど、続く巻への伏線とか世界の設定とかみんなで合わしてたりするのかな〜。

    内容は、「冥王星Oとはそもそも何?」というのを一応説明してみたというところかな。
    ・・・じゃあこれが1冊目なのか!!読む順番(この後も)わからん!

  • 舞城王太郎原案の映画『NECK』に登場した作家・越前魔太郎の人気シリーズ『冥王星O』。の第1作。という事で。

    でも「謎の覆面作家」ってどういう事?文体(っつうか「?」の後のスペースの有無くらいしかわかんないけど)変えても中の人は舞城なんでしょ?

    って思いながら読んでたんですが、公式サイト見たら違うのな。
    8人いるんだってな越前魔太郎。なーる。

    とにかく暗くてジメジメした世界で繰り広げられる暴力、暴力、また暴力。
    それでもそんなに暗澹たる気持ちにならないのは、ダーク・ファンタジー色が強いからでしょうか。他人事っぽく読んでしまいました。
    正体の見えない【彼ら】、当面の敵は【醜悪な臓物】、その他ぞくぞく登場するキャラ達の二つ名に中2心がくすぐられる……。

    シリーズ続けて読んでみます。

  • 内容はあまり面白くなかったが、展開が気になる。

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