- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061828049
作品紹介・あらすじ
"頭狂人""044APD""aXe""ザンギャ君""伴道全教授"。奇妙なハンドルネームを持つ5人がネット上で日夜行う推理バトル。出題者は自ら殺人を犯しそのトリックを解いてみろ、とチャット上で挑発を繰り返す!ゲームに勝つため、凄惨な手段で人を殺しまくる奴らの命運はいつ尽きる!?
感想・レビュー・書評
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殺人推理ゲーマーがさらなる一線を超えた!シリーズ第三弾にして外伝的作品。
さすがに三作目ともなると、少々飽きがきました。面白いことは間違いないけど。
「王手飛車取り」を読んだ時の衝撃ったらなかったですが、続編二作はあくまでも歌野氏のお遊びに近いのかも。
相変わらずザンギャ君とaXeはじゃれ合ってますね。定番とも言えるやり取り、好きだなぁ。まぁ“本家”が一番だけどね!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
トリックについては、シリーズ最初の方が納得したなあ。これを当てるのはかなり難しい。ネットでの他者との情報、感情共有欲求って怖いものなのかもしれない。
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事件は今までに比べると淡々としていた。
最初の事件はおぉと思ったけど、2番目の透明人間の話はちょっと…。結局透明マントの存在はあるのだろうか。
最後の事件は捕まるための事件だったのだろうか。少し物足りなさを感じつつ次に期待しよう…。 -
オリジナルメンバーには勝てない
模倣犯は模倣犯に過ぎない -
いろいろ考えるな〜。
けど、やっぱり飽きた -
3作目。これがいちばん普通のミステリーっぽい。
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密室殺人ゲームシリーズ3作目。
axeが出題の1問目。東京で被害者が撲殺された時、axeは名古屋で違反切符を切られていた…しかも現場は密室だったのだ。
完璧なアリバイ。なのだが、このシリーズならではの半分意味のないアリバイに苦笑。アリバイトリック、殺人トリックと検討がされていると、突如訪れる(いや、明らかに初めから示唆されているが)意表をついた展開に唖然。さらにアンフェアすぎる伏線からのバカトリックに脱力。
頭狂人が出題の2問目。どう考えてもバカトリックw
ただし、頭狂人が提示した手段には、本格ミステリファンの心を揺さぶる講義が含まれている。古典の名作を読みふけ、まだ見ぬ傑作を求めるミステリファンには、必読である。
そして最終出題である。ネタバレを避けるため、深くは語れないのだが、2作を踏まえた上での壮大な伏線に脱帽。作者が憂うネット社会の闇はさらに混沌とする。
ここまで読んできたこのシリーズファンはどういった感情をいだくだろうか?私は騙されてホクホク。大満足の狂気でしたw -
2作目よりは好きだった。予想していなかったラストだったし、伏線もちゃんと張ってあった。推理ゲームの中では、それあり?なトリックもあったけれど、何十年、何百年後には実現可能になっているかもしれない。でも、実際実現可能になったら世界が崩壊しそう。個人的に面白さは、1作目>3作目>2作目の順。
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シリーズ第3弾。
今度はどう来るのかと思ってたけど、こう来たか、て感じ。
おもしろいんだけれど、私は頭が悪いので、あんまり複雑なことを言われてもよく分かんない…。 -
3種類出ていて、どれを読んだか忘れてしまったのですora
番外編みたいなもの。と説明があって、これを買ってみたのですが、未読の中の一冊だったのです。
どうして番外編か……は読んで見て納得。何かおかしいと思ったのですよね、ページ数とか、描写とか、ページ数とか。
2冊目も早く読みたくなるのですよねこれはこれは。