スパイダーZ (講談社ノベルス)

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著者 : 霞流一
  • 講談社 (2011年10月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061828056

スパイダーZ (講談社ノベルス)の感想・レビュー・書評

  • やっとの思いで読了。

  •  巻末の参考資料を見て、やっぱり、と思った。
     コンビニの裏社会本みたいな世界観。ミステリで都市伝説をやったような小説。
     殺人者の視点、異形の論理、本当にいたら嫌な(サイコな)キャラクターというのが好みなので楽しめた。
     そうでない読者に途中で読むのをやめられないように工夫してあると感じた。怪盗アルセーヌ・ルパンは殺人を犯さないがゆえに悪漢でありながら読者に愛された。それと同じように、歪んだ正義感が発露される動機に善良な読者が共感しやすいものを持ってきている。それでいてこの悪夢的な結末なのが良い。
     唐雲は独善家、あるいは独裁者なのだと思う。正義のために行う悪(相手を刑殺しただけで終わらず、そのサイフから金を奪うなど)を悪びれることなく正当化してしまうあたり本当にそう思う。
     唐雲の言う正義は冒頭での沙波との正義論で漏らした通りなのだ。
     法は悪用されることもあるから、法令の遵守は正義たりえない。唐雲にとっては彼が行うことこそが正義なのだ。
     それらが死刑制度への批判のようにも見えたのだが、考えすぎか。
     それにしても、電子音のようなピポーッという奇声を発するとかネタに走り過ぎ。だが、それがいい!
     同じくネタでしかないと思っていた〝ボイスル〟が本編に関わっていたのにびっくりした。
     読み終わって気付いたが、ほぼホラーコメディとして読んでいた。

  • 私はちょっとついていけないかな

  • 読了しました。
    よくこんな設定を緻密に書くなぁと感心。
    作者自身が入り込んでいるのがよくわかる。
    そのためか冗長になりすぎて、少し疲れるし飽きる。

  • ミステリーというよりアクション小説。
    いい意味でバカバカしくてよいです。
    さすが霞さん(^-^)b

  • ピポーッ! いやぁ楽しかったです。著者のコメントにもある通り、ブルース・リーですな。警察小説というよりアクション小説として楽しめました。
    作品の構成上「たたみかけるような捨てトリックの山」を期待するとちょっと物足りないかもしれませんが、他の部分でそこを補って余りあるエンタメ作品。読んでてニヤニヤできましたぁ。

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スパイダーZ (講談社ノベルス)の作品紹介

東京で発生した美容整形クリニック院長惨殺事件。被害者は体中に傷を刻まれ、全裸で吊るされていた-。謎多き犯行に困惑する捜査員たちのなかで、ただ一人、若手刑事の唐雲蓮斗だけは事件解決への覇気をたぎらせる。さらに密室殺人や死体アートなど不可解な猟奇事件の迷宮へと連鎖するなか、本庁の敏腕女性刑事とコンビを組んだ唐雲は、極秘裏に独自の捜査を展開していくが!?-。

スパイダーZ (講談社ノベルス)はこんな本です

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