カンナ 京都の霊前 (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061828223

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ最終巻。
    今回は乙巳の変の謎を中核に、蘇我氏の立場をひもといていく話。
    学生のとき、専門にしていた時代なので、その想像力には驚くばかり。
    学説うんぬん、ではないけれど、よく調べて書いているなと思う。

    QEDシリーズもスカッとした終わり方ではなかったけど
    これも同じだった。
    それでも、いろんなシリーズがいろんなところでリンクしているので
    そんなに残念とは思わない。高田ワールドの全体を楽しんで
    独自の日本史に対する解釈を楽しむことができる物語。

  • "カンナ"シリーズ最終巻。相変わらず資料を元にした歴史議論が展開されている。QEDと同様、終わりとしては、「え~、これで終わり?」と言う感じ。不勉強なのか、題名の"カンナ"については、由来が分からなかった。

  • カンナシリーズ完結編。
    蘊蓄にもついて行けず、物語の終結のさせ方にもついて行けず。
    今になって、現実味の無い話だなぁと、ふと思った。

  • カンナ・シリーズも、この巻でいよいよ完結です。
    隠された歴史と忍者アクションと、これまでの作者とは違った作品を描こうとした心意気は評価しますが、内容的には古くさい感じで、かなり残念なものでした。

  • カンナシリーズも終わってしまいました。残念です。

    蘇我氏や乙巳の変について、とても面白かったです。
    学校で習った内容よりはぜんぜん納得できます。
    まだまだ続いて欲しかった。。。

  • 完結、ということで、いよいよ終わるのかあ、という気持ちで読みました。まぁ、終わったんでしょうね。
    しかし、何というか、蘇我氏に纏わるあれやこれやのことは一端解決、ということなのでしょうね。
    だけれども、大団円という言葉は似合わないな〜。
    うーん、完結という言葉をどう受け止めれば良いのだろう?という感じの星四つで。

  • とうとう終わった。と思ったけれど、なんだかまだまだ続きがあるのでは、と思います。

  • とうとうカンナシリーズ終結
    残念><

    最後がなんかまだ続きそうな終わり方で余計気になる!
    消化不良起こしたみたいな

    外伝出ないかなぁ。。。

  • 2012/07/08読了

  • カンナ最終巻。今回が最後ということですべてを解決させる為、ストーリー展開が若干雑になった気がします。

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「2023年 『江ノ島奇譚』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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