蜜と毒 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 61
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061839045

感想・レビュー・書評

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  • みんなバカばっかり。出てくる登場人物の誰一人も共感すべき事がなかった。古いだけあって男の浮気は甲斐性だ的な要素が満載。ま、この本に関しては女も浮気してるけど。もっと面白いかと思っていたので期待外れだった。

  • 初めて瀬戸内 寂聴さんの作品を読む。
    内容は、官能小説か!っと突っ込みたくなるほどの描写。
    男と女が不倫をしまくる。

    男性側から描く不倫の考えと女性側からの考えの違いが面白い。

    最後は因果応報なのか、各登場人物の終わり方が寂しい。

    ただ途中でダレてしまった。

  • その都度、主人公と言える人が変っていきますが、世の中が狭いのか
    類は友を呼ぶのか、どこかしらに繋がりが。

    自分は浮気しても、妻はしてないと思っている人…確かにいます。
    自分にとって『妻』はまったく魅力的でなくなったから、といって
    他者がそうとは限りません。
    むしろ、それによって安心しまくっている人もいるわけで…。

    これだけ浮気の話が横行している中で、一体どう決着をつけるのか。
    驚きというか、あっけないというか、溜まったつけがきましたよ、というか。
    代償としては大きかったかも知れませんが
    自分が蒔いた種がここまで育っただけです。
    浮気をするなら、完全に人知れずどうぞ?w
    まぁするだけの気力も体力も根性もないですが。

  • 「晴美」から「寂聴」になる直前の作品である。
    そのときの作者の年齢は51歳で、
    今の自分と近いだけに余計に生々しく感じた。
    こういった昼ドラ的ドロドロ感は(笑)、
    好き嫌いが完全に分かれるだろうが、
    この人の書く文章は面白いと思う。
    よく考えられたストーリィだなとも思う。
    長編でも飽きずに読める。
    「蜜でもあり毒でもある性愛」について書かせたら、
    この人の右に出る者はいないんじゃないだろうか。

  • それだけかいっ!ってまあそれだけだ。

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