庖丁ざむらい 十時半睡事件帖 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061840980

感想・レビュー・書評

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  • ずいぶん前に読んだシリーズですが、いまでも読み返します。

  • 事件帖というほどの大事件は起こりませんが

    こういうのも好きです

  • 別冊小説宝石、小説宝石、週刊小説、小説現代発表の11編を1982年5月に刊行。1987年10月文庫化。武家社会の中でおこる日常の事件を老成した機微で解決するスタイルのとても味のある事件帖。アンソロジーで気に入ったので読みました。興味深い話ばかりでたいへん面白いです。楽しいシリーズが見つかって良かった。

  • 全巻読み終わったと思ってたら、読み落としがあった。ラッキー。
    うまく落としたり、決着出来ない問題があったり、欧米の名探偵のように全てを解決する訳ではなく、中庸の王道とも云うべき裁きが心に沁みる。

  • うんうん、微妙ですわ

  • NHKの「金曜(今は土曜)時代劇」シリーズで、おじいちゃんが主役で大活躍の話が続いたことがあって、それが本当に面白くて、
    その中のひとつがこれでした。
    スカパー!の時代劇専門チャンネルで久しぶりに見たらやっぱりイイ(゚∀゚)
    ドラマの第1話のエンディングで、主役の島田正吾さんがこの作品に対する意気込みなどを少し語ってまして、
    原作とは少し違った十時半睡を作ると言うことで、たまらなくなって図書館で手配しました。
    確かに島田十時とは違ってもう少し若くてアクティブで、「ほっとけ」も無いけども、物凄く面白いです。
    続きも是非読みたいです。

  •  読了。

  • 01年29刷本

  • 時代小説=江戸の町って先入観があったが、これは福岡・黒田藩を舞台にした連作。派手な捕り物や謎解きはないが、泰平のまったりとした雰囲気の中に、現代のサラリーマンにも通じる喜怒哀楽が見えてくる。一冊を一気に読むのではなく、一話ずつゆっくり読み進めるのがお勧め。
    -- 2008.04.23

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著者プロフィール

白石一郎(しらいし いちろう)
1931年11月9日 - 2004年9月20日
釜山の生まれの作家。終戦までは釜山、戦後は佐世保市で育った。長崎県立佐世保北高等学校、早稲田大学政治経済学部卒業。双子の息子がおり、白石一文・白石文郎両名ともに作家となった。
1987年『海狼伝』で第97回直木賞、1992年『戦鬼たちの海—織田水軍の将・九鬼嘉隆』で第5回柴田錬三郎賞、1999年『怒濤のごとく』で第33回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。

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