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避暑地の猫 についての感想・レビュー・書評


避暑地の猫 (講談社文庫)
443人が登録 ★3.41

著者: 宮本輝 
本 / 講談社 / 243ページ / 1988年03月発売
ISBN/EAN: 9784061841833
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評価平均: 3.41
登録数: 443
レビュー数: 48
価格: ¥ 470

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みんなの感想・レビュー・書評

kaoru0316さんのレビュー 4 読み終わった

他の作品とはテイストが違ってちょっと暗い感じ。人間の、愛情や憎しみ、いろんな感情が混ざって黒くなって、物語の中に霧みたいにたちこめている。読んでいて息苦しいような感じがした。でも、やっぱり宮本輝の作品は、何を読んでも面白くて心を打つなあと思います。

keroruuさんのレビュー 5 読み終わった

ネタバレ 初めて読んだ時には、もう宮本輝文学ファンになって 何冊かの小説を読んできたのだけど この小説は、実は「え?」と思って戸惑った小説 でも、改めて今回、新装版の文庫本を読んでみて思ったのは 宮本輝... 続きを読む »

tabidokushoさんのレビュー

軽井沢などを舞台とした作品です。

agotaさんのレビュー 4 読み終わった

軽井沢の別荘番の久保一家と、その主人である布施一家の17年にわたる我欲の物語。

10年ぐらい前に宮本輝にはまるきっかけになった作品(といっても、本作品は宮本輝の作品群の中では異色)。最初読んだとき同様、最初からこの美しくも妖しい世界に引き込まれ、最後まで一気に読破した。

本作品は、ミステリというわけではないが、いろいろ謎が残る。猫とは誰のことか?父親が志津になぜ鍵を渡したのか?そもそも、主人公修平の一人称の回想として話が進むため、久保・布施両家の人々の本心がはっきりしない。

(そう言う意味でも)再読に耐えうる良質な作品。

☆4.5 おすすめです。

pyさんのレビュー 5 読み終わった

なんだかとても懐かしくてきゅんとします

rakukoさんのレビュー 5 読み終わった

単行本と文庫本で少し文章が違う。宮本輝作品としては珍しい推理小説。でも、とても好きな作品。

kstnさんのレビュー 3 読み終わった

『人間てやつに、いやけがさしてきやがる。』

人間の醜い側面、汚い断面、心の奥に潜む「魔」を正面から綴った作品。さすがにえぐい。写し方は嫌いじゃないんだが、文体や語感がチグハグなのが個人的に気になった。ミステリィ的な要素も含有してるので、そっちをメインに思想を撫でるって楽しみ方もいいかも。「猫」が参照しているレジストリはどこなのか、など。

pn11さんのレビュー 読み終わった

こわいよ。でも面白いよ。こういうのを面白いと思ってしまうなんて恐ろしいことだけど,実際「次はどうなるんだ」と気になって止まらなかったからなあ。姉の印象は,なんだか『泥の河』の銀子と重なった。その姉がこの物語ではやっぱキーですよね。姉がいなければ,まあまだけっこうある話かなという感じ。でも父親も変か。いやみんな変か。けっきょく変じゃない人間なんていないってか。

keikoさんのレビュー 5 読み終わった

夏になると、私は軽井沢のような高原で避暑したくなり そういうとき、ふと思い出すのがこの一冊。 私の好きな「宮本輝」先生の作品の中で、異色な内容なのですが、 何故か鮮明に記憶に刻まれた作品のひとつです。 軽井沢の華やかな陰に潜む人間ドラマ。 この作品を読んだ時、石原慎太郎さんの「狂った果実」を 彷彿とさせるような、人間の底知れない怖さみたいなものを感じました。 確か対談か何... 続きを読む »

camelia07さんのレビュー 5 積読

宮本輝でいちばんすきないっさつ。
薄暗い人間の本質ががりがりと書いてあるから。

shikahakoさんのレビュー 4 読み終わった

何でこのタイトルなのかは、読んで納得の内容。私なら、こんな状況で日々を過ごすのは、精神衛生上堪えられないですね。

takeoverjpさんのレビュー 3 読み終わった

主人公修平の独白という形で展開されるストーリーですが、表紙とは裏腹に全体として非常にどよ~んとした雰囲気です。人間の暗黒面を生々しく描写してます。すごい作品とは思いますが、自分には怖すぎたので

Yukileinさんのレビュー 4 読み終わった

初めて読んだ宮本輝さんの作品。
この本の内容はドロドロとして少しエロく、ミステリーの要素が強いけど、私はけっこう好きな作品でした。

彼の作品の中で始めて読んだものなので、お勧めとして本棚に登録しましたが、彼の他の本もすごくお勧めです。

ぺこさんのレビュー 3 読み終わった

久々の宮本輝。さすがの文章で読んでいて気持ちがいい。

しかし、この話自体はあまり好みではないかも。ちょっとミステリー的要素があるのかと思いきや、全くひねりがなく、肩すかし感があった。ただの色欲魔だらけ?という残念感が否めない。

karin-rさんのレビュー 読み終わった

(メモ:高等部1年のときに読了。)

chibambinaさんのレビュー 読み終わった

誰もが少しずつ不幸で悪人だった故に起こった悲劇。
真夏の軽井沢を舞台にしながらも息苦しさと閉塞感を感じる。
けだるく背徳感溢れる作品。
読後は決して良くないのに不思議と好きな作品。

fuvola-akiyoさんのレビュー 5 読み終わった

宮本輝独自のエロさがいいです。(エロス小説という意味ではなく)官能が家族と絡み合い、憎しみや悲しみが一体となって目が離せなくなって、一気に読んだ。
一種の推理小説だと思う。

じーさんさんのレビュー 4 読み終わった

宮本輝の幅広さというか、こちらの方が優駿なんかの路線よりも良いんじゃないかと思わせるようなドロドロ。
読んだときは少しビックリしたけど、「蛍川・泥の河」でも同じようなテイストの作品を書いているから、よく考えてみたらなんら不思議じゃないな。

惰眠さんのレビュー 5 読み終わった

心に残ったしこりとムラムラで、読み終わったその夜、なかなか寝付けなかった

rierieriddimさんのレビュー 4

いろんな秘密があって普通だよ

nevoさんのレビュー 4

エロくてよかった。悶悶とした男子浪人生にはよいと思う。僕はよかった。

シャイニングウィザードさんのレビュー 4

この作者がこんなのを書くの?!という驚き。
生々しくて背徳感たっぷり。
軽井沢という爽やかなイメージの土地だからこそ、
内容のドロドロ感がより一層引き立つのかもしれない。

nicoさんのレビュー 3

これは雰囲気ありますよね。
夏に読むべき。避暑地だもん(←

trade-windさんのレビュー 4 読み終わった

夏の軽井沢。森の中のサイクリング。ミルクを流したような霧。しかし、この本は、そんな避暑地の軽井沢からは連想できない、背徳の物語。3400坪の敷地に建つ、財閥の別荘。別荘番の息子は地下室を見つける。妖しげな匂い。美と醜。善と悪。底無しの退廃と虚無だけが生み出す特殊なエネルギー。少年の目を通して、腐敗していく人間の内奥を暴き出す。読者の心を錯乱する。信じていたものが崩れていく。主人公の少年の苦悩を知り、息を飲む。救いはないのかと、打ちのめされる。終盤に刑事が打ち明けた、母親の司法解剖結果。どう解釈すればよいのだろうか。

しふぉんさんのレビュー 3

うーん、どろどろした物語で読後感はよくないです。
憎悪、嫉妬、テレビドラマのサスペンスを見ているような・・・・。

人間の心の奥底に潜む悪が描かれています。


全48レビュー中 1 - 25件を表示
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