総門谷 (講談社文庫)

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著者 : 高橋克彦
  • 講談社 (1989年8月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (784ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061845053

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総門谷 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • なんかもうUFOやら宇宙人やらピラミッドパワーやら民俗学やら、一冊読むうちに、それなりに語れそうな気がしてしまうほどの情報量。
    少し引いてしまいそうなネタなのに、つい「へええ」って聞いてしまう。
    これはこれで終わったのだろうから、続篇は、また「やり直し」た時の話なのかな?

  • ちょうどこの時同時に読んでいた柳田さんの「遠野物語」とリンクする部分が多く、シンクロニシティを感じたのを覚えています。東北地方の不可思議さにも関心をもつきっかけになりました。普通のSFとしても一級品と思います。

  • 『青夜叉』『星封陣』に続いて挑んだ高橋克彦作品。
    何でもアリ過ぎてレビューが書ききれない。

    トンデモではあるかもしれないが、一気に読み終えた。

  • 伝奇SF小説というくくりを超えた
    ぶっ飛んだ感じが楽しめるかどうか。

    前半パートと後半パートでテンションが変わってくるんだけど
    後半はやや口ポカーン( ゚д゚)気味。

    前半の雰囲気は好きだった。

  • 何とも分厚い一冊。
    高橋節が炸裂しているなぁ。

    先に竜の柩を読んでいたので、ネタ被りしている部分もあったけれど
    今作もトンデモ説盛りだくさんで楽しめました。

    名だたる歴史上の偉人たちが、陳腐な敵役になっていて笑ってしまったー。
    しかし伝奇小説としては、やはり竜の柩が数段上ですね。

  • 終わり方が気に入らない。
    それまでは良かったのに。

  • 高橋克彦が、吉川英治文学新人賞を受賞した作品。ミステリー作家と思われていた氏が、とんでもない伝奇SFを書いてしまった。ネタが凄い、あらゆるSFのテーマがほとんどつぎ込まれている。文庫本で778ページ。上下巻に分けないところがミソ。読み始めたが最後、読み終わるまで、飯も食えない。だって私がそうだったもの。

  • 歴史の事実を随所に散りばめながら、UFOの謎に迫る本書は、歴史ファンタジー小説とでも言おうか。

    小説の前半までは、うんうん、ありえる、ありえると頷かされることが多かったが、後半になってくると、役小角やハンニバルなどが登場し、さすがに、少し笑みがこぼれてくる内容だが、そういう小説だと思って読めば、なかなかに面白かった。歴史的な知識の裏づけがなければこのような小説はかけない。東北に関する歴史小説も多く書く著者だが、本書も東北を舞台に話が進む。広島出身の私としては、庄原にあるピラミッドの話も入れて欲しかったと、少し残念に思った。

    明日からは続編の総門谷Rだ。

  • 高橋克彦版『猿丸幻視行』みたいな話。と思っていたら、後半はまるで『イデオン』みたい。カバー裏のあらすじは、ネタを割っている。

  • 極めて昭和の少年漫画的なSFオカルト小説。
    携帯とかPCと無縁の熱い男たちの友情も見所です。
    悪く言えばベタなんですが、だからこそ安心感があります。
    都合良すぎでしょ的なつっこみを入れたくなることもありますが
    先にも述べたように少年漫画的な勢いがありますので
    面白くてどんどん先に進むことができます。

    イルミナティとかピリ・レイスの地図とか月の謎とか
    今でこそテレビで放送したりしてますが、当時はそうでも
    なかったように思います。
    私もこの本を初めて読んで覚えた単語がいくつあることか。

    ただ、二冊目以降は主人公vs敵っていうのが延々と続く
    のでいまいちでした。
    竜の棺(の最初の方)の方がこちらと同じ雰囲気だと思います

  • 読み応えあり、楽しく読めました。

  • 登場人物に魅力的な人が多いし(誰が主人公か迷うけど)すごく引き込まれた。
    始めはミステリーで、その後
    SF〜ホラー〜ファンジー・・・ジャンルてんこもりもり。中盤からクライマックスがもりもり過ぎて最後が・・トム・クルーズの「宇宙大戦争」観たあと「その終わり方アリ!?」って思った感覚と似てる。それにしても顥の能力ずるいっ

  • 高橋克彦の伝奇SF系モノ。先に「竜の柩」シリーズを読んでいるので、多少ネタが被っちゃってるような。ノストラダムスの終末予言の話もあるのだが、当時にこの本を読んでいれば背筋ゾクゾクモノだったかも。今となってはお笑い種だけど。とりあえず著者の想像力は凄い!とあらためて感心できる本ではある。
    ただ、人が次から次へと死んでいってしまうのはちょっと辛い。続編シリーズがあるようだが、これにどう繋げていくのか、、、。

  • 高橋伝奇ものの最右翼に称される作品でしょう。ぼくは話が壮大すぎてついていけませんでした。

  • 東北、東北地方などを舞台とした作品です。

  • 高校生の頃は熱中して読んだけれど、今読んでみると何だこりゃ…な展開。歴史上の人物がたくさん登場するわりには、みんな器の小さい人物になってしまっている。ナスカの地上絵など、UFOや宇宙人に興味関心の強い人なら面白がれるネタもあるけれど、それ以外の人には勧めない。

  • そのスケールといい,ニューサイエンスの香りといい,妙にハマってしまった1冊。シリーズ全部読破しましたが,やはり最初の作品が一番よかった。文庫でこの厚さは迫力満点。

  • 高橋克彦著で一番初めに読んだのがこれでした。
    友人に薦められたのがきっかけでしたが、こんな長い話どんだけ時間掛かるかしら・・・などと思ったのに、全然!
    多分二日か三日で読んだと思う。
    地球上のあらゆる不思議を集めて解説してくれています。
    本気で「月は宇宙船」だと思うと思います。

  • あっ、そうか、そうだったわ。

    どなたかの高橋克彦の本の感想を読んで、強く思い当たり、思わず声を上げてしまいました。

    まったく、今までの私は、看板に偽りありだったと気づきました。そうですね、好きな作家として挙げている本をほとんど出していませんでした。

    反省しています。そして、これは、言い訳になりますが、私が好きと言って名指しで挙げている人たちについては、単に何となく好きなのではなく、ましてや、まったりと好きなのでもなく、あるいは、ほのぼのと好きなのでもなく、それはそれは熱狂的に好きなのであって、徹底的にとことん読み尽して精通しているということで(好きで好きで、そうせざるを得ませ~ん)、そして作者に関する評論も、客観的な評価も射程距離に入れているということなので、ですから、今更そういうものを書くということは恥ずかしいし安易に過ぎるという自戒を込めた決意から、ここでは、それ以外の新しい人物・本・分野に挑もうとしていたのでした。

    まあ、そういう割には懐古譚とか再読なんかの話題もけっこう書きましたけれど。

    本当に知っている者が発言しないでどうするんだ、という認識は、一昨年に読んだ雑誌『世界』の澤地久枝と佐高信の対談「世代を超えて語り継ぎたい戦争文学」で教わったことでしたね。

    ということで、これからもっとガンガン好きな作家について書いていくつもりです。

    それじゃあ、やっぱり、きっかけは高橋克彦でいきましょうか。

    ほとんど同時期に、『写楽殺人事件』を初めとする浮世絵ものと、『緋い記憶』を筆頭とするホラーもの、そして『舫鬼九郎』に続く時代もの、それに本書から広がるSF伝奇もの、あるいは私自身も浮世絵そのものが好きなこともあって『江戸のニューメディア』などの研究・紹介本も含めて、本当にまったく同じ時期に異なる5つの性質のものを一気に読むことになりました。

    その中でも、私を虜にしたのは、本書・総門谷シリーズです。

    なんと、かつて夢中になった国枝史郎の『神州纐纈城』や、半村良の『石の血脈』『妖星伝』『産霊山秘録』などの記憶が鮮明に蘇ってきて、またしても私を血沸き肉躍る世界に誘惑してくれたのです。

    この分野は、好き嫌いが明確に分かれるところですが、何を通俗的な荒唐無稽な絵空事を嬉々として興奮して読んでいるのか気が知れないと、かつての中学生の時も、この時の高校生の際にも、ドストエフスキーとかソレルスの横に携えた本を発見されて馬鹿にされた覚えがありますが、ほっといてよ、好きは好き、私にとっては両者は等価、なんの区別する謂われがあるものですかと、その頃、鼻息荒かったものです。

  • UFOから始まって、ノストラダムス、ナスカ地上絵、ピリーレイスの地図…などなど、雑誌「ムー」や、オーパーツ好きなら読んで損はない、超面白伝奇ミステリー。

  •  UFOに始まり、ナスカの地上絵、ピラミッド、ストーン・サークル、ピリ・レイスの古地図、極移動説等々。これに、フリーメーソンと自衛隊が絡み、歴史上の人物が勢揃いし、遠野物語が基調を奏でる。豪華絢爛、謎と不思議のオール・スター戦といった感を呈する。これだけ並べ立てれば、かえって不味くなってしまいそうなもの。ところがドッコイ、料理人の腕が違う。一級のエンタテイメントに仕上げているのは見事としかいいようがない。

     <a href="http://d.hatena.ne.jp/sessendo/19990201/p1" target="_blank">http://d.hatena.ne.jp/sessendo/19990201/p1</a>

  • SF伝奇超大作。
    と、しか、言いようが無い。

    UFO、歴史、遠野物語にピラミッド。
    オーパーツから自衛隊までが一つの鍋でぐつぐつ煮込まれ見事に溶け合っています。
    よくもまぁ作者の高橋先生はこんな話を思いつくものだと。

  • 私が高橋作品にはまった最初の作品。この世界観は当時衝撃であった。周りに薦めたが、周りの人たちも絶賛してくれた。現在も続編が続いているが、多少マンネリ気味ではある。

  • 世界史と民族伝承とオカルトとサスペンスとSFをひとつの鍋に放り込んでぐるぐるかきまわした、闇鍋みたいな本。遠野物語とUFOの組み合わせが個人的にはツボにはまった。うまい語り手の紙芝居を見ているような気分になった。滅茶苦茶だけど面白い。続編はつまらないです。

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