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愛と幻想のファシズム(下) についての感想・レビュー・書評


愛と幻想のファシズム(下) (講談社文庫)
1298人が登録 ★3.78

著者: 村上龍 
本 / 講談社 / 542ページ / 1990年08月03日発売
ISBN/EAN: 9784061847408
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評価平均: 3.78
登録数: 1298
レビュー数: 85
価格: ¥ 800 (参考価格:¥ 800)

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みんなの感想・レビュー・書評

su5ciさんのレビュー 5

最後は泣けた。難解なパズルのピースをカチカチはめていく過程に、冬二の気持ちやゼロの弱さが書かれている。難しいことはわからないけど、珍しくこういうことが書きたかったのかなぁと思えた。とてもよかった。

Makotoさんのレビュー 5 読み終わった

ネタバレ 非常に面白かったです。後半であるこの下巻では、盛り上がりを阻害するような経済のねたが無く、経済が変化していく様子のみが描かれ、盛り上がりが阻害されることは無かったです。 個人的には狩猟社が日本を支配... 続きを読む »

takeken123さんのレビュー 3 読み終わった

ネタバレ 本には、読む前に知識を必要とするものとそうでないものがある。 この本は間違えなく後者の部類に入る。 左翼や右翼、政治、経済、哲学についての基本知識と 今までに国や世界について向き合った経験が... 続きを読む »

ゆきさんのレビュー 2 読み終わった

世界恐慌の中で、奇妙な動きを見せる世界。
日本ではパニックとクーデターが、政治結社「狩猟社」によって誘発される。
日本経済界で暗躍する巨大金融企業集団「ザ・セブン」に対する全面対決ということから起こしたのであろう。
若きカリスマ、鈴原冬二が日本を動かし始めたといっていいだろう。
どんどん危険な方向へと行く物語は、現実世界でも起きている話なだけに恐ろしい。
システムを書くのを好まない村上龍がシステムを題材に小説を書くというのも珍しい。
現実をそのまま写し取ったような作品になってしまったが、発表当時は未来を予測するような小説だったのかもしれない。

dhmozaicさんのレビュー 読み終わった

狩猟社おそろしい2。

東洋の珍獣さんのレビュー 5 読み終わった

ネタバレ カリスマを自覚するという経験がこの先わが人生に起きるのか否か・・・。

神風零さんのレビュー 3 読み終わった

ネタバレ なんだろう、すごい情報量なのは分かるんだけど、感覚的に違うんじゃないのと思う。
主役のせいなのかなぁ。
ゼロだけが救いだった。

gainsta626さんのレビュー 5 読み終わった

最終的には愛憎劇なのか?でも衝撃的名作

plasticlabel05さんのレビュー 4 読み終わった

システムにイラついてる主人公たちはシステムをぶっ壊すことができたのか?それとも、自分たちで新しいシステムを作ったのか?とにかく、政治や経済の知識なくても文句なしに面白かった!

prorsum2さんのレビュー 4 読み終わった

システムへの抵抗勢力がシステム化していく過程が主題だけど、頻繁に登場するプライドというテーマも考えさせられる。
日本人としてのプライド、国としてのプライド、人間としてのプライド。
自分に意見もブライドもないから、閉塞感の中でトウジのような人間に都合よく期待し、リーダーに選ぶという日本人の性質の描写はぞっとする。
事なかれ主義でじりじりと悪化する体裁だけの民主主義と、切り捨てられるリスクもあるが変革を期待できるファシズムならファシズムに賭けるしかないのか、なんて思ってしまう。

hikkaさんのレビュー 4 読み終わった

あらゆる力を用いて日本を変えて行こうとする男たちの物語。
今こそ、トウジのようなリーダーが必要なのだと切に思う。

htmasakoさんのレビュー 3 読み終わった

小説は、フィクションの形をとることでより鮮明に現実をあぶり出すものだ。ファシストが混乱の中で嫌悪・恐怖されながらも大衆に支持されていく過程が、戦前の歴史や大衆心理を考える上で大変勉強になった。描かれる政治・経済の世界の精緻さと現代との類似が読者に物凄いインパクトを与える。
しかし、気分は悪い。まどろっこしい民主主義やヒューマニズムや弱者と根気良く付き合うことを苦痛に感じることは、誰しも確かにあるんだろうが、その感情を正当化するのは、同時に弱者である自分の首を絞めることだ。その事に多くの弱者が無自覚なのは、本当に何でなんだろ。若者の間でのニーチェ流行りも何でなんだろ。などなど、色々考えさせられる作品。

yuya0401oasisさんのレビュー 5 読み終わった

ただ一言、「”本当に”面白かった」。”本当に”面白いって言える小説は数少ない。まず、考慮すべきなのはこれが1987年に出版されたこと。当時は冷戦があり、資本主義⇔社会主義という二極化した世界にあった(まぁ終結しかかっていたけど)。「ザ・セブン」に描かれているようなアメリカの巨大企業が政治を牛耳るような世界観が描かれていた。日本にも不況の波が押し寄せ、ストライキが相次いでいた。そんな中で「テロ」とい... 続きを読む »

tomitter193さんのレビュー 5 読み終わった

嘘というのは、とても強いってことだよ。

kenjiさんのレビュー 読み終わった

単身赴任の中、自宅の断捨離対象になった。
学生時代から村上龍にはまっていた。
シュミレーションの凄さ、曖昧さについての記述が印象的であった。
もうよう読まないと思い、断捨離。 111009

yukiokuboさんのレビュー 4 読み終わった

『限りなく透明に近いブルー』以来避けていた村上龍。久しぶりに読んだ。

7つの企業集団が世界を支配する。アメリカとソ連が世界を共同管理する。

これらのモチーフは壮大だが完全なフィクションとは言えず、現実味があった。

資源のない日本は近くこうなるかもしれない。
民主主義はベストじゃないかもしれない。
鈴原冬二の目指す社会は正しいのかもしれない。

様々な懸念と面白さと後味の悪さとともに、読了。

papayasu88さんのレビュー 5 読み終わった

村上さんの小説を久々に読んだが、1980年代に書かれているのに全く色あせていない。もちろん状況は違っているが、今の話だといわれても全く違和感なく受け入れられる。いうまでもなく、すばらしい書き手ということだ。

mafti9riさんのレビュー 3 読み終わった

【ネタバレ注意】
ファシズム・鈴原トウジを否定したいという気持ちが自分の中にどっかにあって、下巻で滅んでいく姿を期待してたんだけどな。。。明確にアンチテーゼを打ち出せない自分になんだかモヤモヤする。

caninhaさんのレビュー 3 読み終わった

この後どうなるのか。というのが分からない方が面白いのかな。こんなことが本当にできるのかどうか、こんなカリスマ性をもった人物なんて出るのか分からないけど、人はやっぱり何かを期待してしまうのかも。フルーツはあんまり最後まで好きになれなかった…

show5さんのレビュー 3

GWになぜか一気に再読してしまった。ラストを覚えてないことがふと気になって手に取ったのが運の尽き。。。多分10年以上ぶりに読んだけど,時代がこの作品を遠く追い越してしまっているのが良く分かった。こういうシミュレーション的作品は耐用年数がどんどん短くなるのでしょうね。いや,好きな小説ではあったんだけどね。

bubu-oさんのレビュー 3 読み終わった

人生は決断の連続。

“人生の転機”だとかよく言うけれど、僕たちの毎日はそれこそ
転機の連続で、どんな事でも決断していかなくてはならない。
小さな決断が積み重ねで今の自分が存在していると思う。

自分の事を棚にあげると、現在、決断をせずにいわゆる場当たり的に生きている人が多いと感じる。そんな現状を踏まえると、眼にはこの小説の主人公『トウジ』は非常に眩しく格好よく映りました。

やれやれ、それっぽい事を言ってしまったな。。

yasu13さんのレビュー 4 読み終わった

正直上巻のインパクトの大きさが目立ち、下巻には目新しい部分があまり感じられなかった。あるシステムを破壊するには何ものでもない新しいシステムなのだということを再認識した。全体的に荒い部分もあるが、それを凌駕するパワーがこの本にはあると思う。

pokopoko0713さんのレビュー 4 読み終わった

面白い!

keeeeen5さんのレビュー 4

最悪のシナリオの最高の小説。
国、企業、主義、思想、政治、経済。
この小説のような状況になった時に日本はあるかどうか考えさせられた。
内容は難しく、理解するのにはそれなりの知識が必要。ただ、おもしろい。

saatoshiさんのレビュー 5 読み終わった

大学のときに読んだ本。かなり深い部分まで刺さってる。古典かつ基本。


全85レビュー中 1 - 25件を表示
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