刀 (講談社文庫 し 4-7 十時半睡事件帖)

著者 :
  • 講談社
3.52
  • (4)
  • (3)
  • (14)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 59
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061847736

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 平和が続きた江戸時代。武勇の声高い福岡藩黒田家でも、若い世代の武士の性格は変化しつつある。
    昔とは違ってきた当代侍気質をエピソードにして短編が組まれている。

  • 再々読くらいでしょうかね。
    風邪で臥せっていて、暇に任せて読みつぶしました。
    このシリーズはキャラが上手く出来ているし、通常の捕り物帖ではなく、意外な事件を取り上げるので、なかなか楽しめるのです。
    それにしてもこの短編集は男と女の話題が多かったですね。

  • シリーズ第3作

    半睡が特に何もしないのが良いですね

  • 1988年3月刊。初出は問題小説1986年1,4,8,12月号、小説宝石1987年9月号、小説新潮1988年1月増刊号。1990年文庫化。6つの短編。シリーズ3巻め。武家社会の中でおこる事件の様子と結末が楽しい。十時半睡のわしゃ知らん的な対応には、笑ってしまう。

  • NHKでドラマ化してたのを思い出した。清左衛門残日録と勘違いしてた。にしても達者、軽妙で感心する。

  • 10/05/05 生々しい事件もあるので驚き。

  •  読了。

  • 02年28刷本

  • 藤沢修平「三屋清左衛門残日録」に近いが、役職付。就寝の読みきり6編

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

白石一郎(しらいし いちろう)
1931年11月9日 - 2004年9月20日
釜山の生まれの作家。終戦までは釜山、戦後は佐世保市で育った。長崎県立佐世保北高等学校、早稲田大学政治経済学部卒業。双子の息子がおり、白石一文・白石文郎両名ともに作家となった。
1987年『海狼伝』で第97回直木賞、1992年『戦鬼たちの海—織田水軍の将・九鬼嘉隆』で第5回柴田錬三郎賞、1999年『怒濤のごとく』で第33回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。

白石一郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
池波正太郎
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×