私は変温動物 (講談社文庫 や 30-2)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061848757

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  • 双眼鏡で遠くから観察するには程良いが、一緒に

  • £1

  • 山田詠美のエッセイ集です。

    エッセイって苦手なんだけど、
    ほら、人の考えとか押し付けるでしょ~。
    あれが嫌でね~。
    でも彼女のエッセイは、直球型で的をついてるし、
    私と考え方が一緒だから頷けるのよ。
    押し付けがましいエッセイじゃないし。
    読んでて爽快よ。

    彼女も私と違って
    見かけに似合わないとこがあるからかな~。
    同じ種類の人間みたいに感じるわ。

  • 読み終わって一言………すげぇ……山田詠美ってこういう人だったのか。この人が昔随分話題になったのは知っていたけどそれでもまだ僕がまだ小さかった頃の話なので実際どんな人かというのはこの本を読んで初めて知った。なんというか、生活や人間関係も含めて全然日本人らしくない人なんだな。文書読んでても考え方だとか物事の捉え方、恋愛観、好み、どれも日本人の典型とは全くかけ離れてる。

    あともう一つ驚いたのは前に読んだ山田詠美の小説の一部分とこのエッセイにのっていた作者の幼少期の話が丸々同じ部分があったこと。なんとなくそんな感じはしてたけどやっぱりこの人の小説はこの人がそれまで生きてきた経験、特に幼少期から学生においての体験が芯にあるんだなぁ。

    こういう生き方もあるんだなぁと痛烈に感じる。

  • 処女、童貞は人間じゃない、と言い切る男前な山田詠美。恋人のエピソードには声をあげて笑ってしまった。

  • 作者がかわいい

  • 正直で非常に気持ちがよいエッセイ。かっこいいですエイミー姉さん。

  • 山田詠美の初期のエッセイ。実際こういう生き方をしてみたいけれど・・・。

  • 「私は恋愛について語るのが苦手です。それは語るものではなくするものだからです」全くだ。

  • ありのままに書かれている所が面白かった。詠美節炸裂でした。

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著者プロフィール

1959年東京生まれ。85年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞受賞。87年『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞、89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2000年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞、16年「生鮮てるてる坊主」で川端康成文学賞を受賞。他の著書『ぼくは勉強ができない』『姫君』『学問』『つみびと』『ファースト クラッシュ』『血も涙もある』他多数。



「2022年 『私のことだま漂流記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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