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- Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061850606
感想・レビュー・書評
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言わずと知れた戦国の英雄、織田信長を題材とした小説。
その彼の生涯と取り巻く歴史を単なる英雄物語ではなく、リアルに、質実剛健に描こうとする筆者の意思が感じられる作品。信長の世界飛躍への夢の名残を残して、物語は幕を閉じる。
全体としての出来はそれなりだとは思うのだけど、なにかもう一つ物足りない感じも覚える。筆者の物語を織りなすペースが、読者の盛り上がりのリズムとシンクロしにくいものなのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(1992.11.28読了)(1992.07.24購入)
(「BOOK」データベースより)
新しい封建支配確立のための真の敵、一向一揆掃討に腐心する信長に、味方内の陰謀家、将軍義昭の画策する危険が絶えない。敵対する比叡山延暦寺を焼き打ちし、浅井・朝倉勢を攻め落し、伊勢長島の一向宗徒を殲滅する、息づまる死闘の連続。魔王の如き武威を振う信長の心は、次第に疲労してゆく。
☆津本陽さんの本(既読)
「下天は夢か 一」津本陽著、講談社文庫、1992.06.15
「下天は夢か 二」津本陽著、講談社文庫、1992.06.15 -
和歌山などを舞台とした作品です。
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