小説巨大証券 (講談社文庫 た 15-16)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061850620

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  • 帰任者にもらって、そのまま人に譲った本。

  • いっそのこと、野村とか大和とか、各企業についてもそのまま表記して欲しいと思いつつ。

  • ストーリーは、仮名だが、大和證券に勤務するヤツが主人公で、野村證券には逆らえないんだということが話の中でわかってくるというもの。なぜ野村がでかくて業界を牛耳られるのかというと、それは国、つまり大蔵省とつながりがあるからだ。アメリカなどでは、こういう寡占状態にならないようなシステムがあるらしいが、日本にはない、などということがわかる仕組みになっている。

  • インサイダー取引、主幹事をめぐる激烈な争い、会社乗っ取り
    。バブル経済を演出し上場企業・投資家を手玉にとった証券会社。「株」という妖怪を巧みに操りながら経済界に暗躍した巨大証券の現場を克明に活写。

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著者プロフィール

1939年東京生まれ。専門誌記者や編集長を務める傍ら小説を書き、75年『虚構の城』でデビュー。83年、退職し作家に専念。緻密な取材に基づく企業・経済小説の問題作を次々に発表する。代表作は『小説日本興業銀行』『小説ザ・外資』の他『金融腐蝕列島』シリーズ全5部作など。

「2023年 『転職』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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