笑いながら死んだ男 (講談社文庫)

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制作 : 北沢 あかね 
  • 講談社 (1992年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061852822

笑いながら死んだ男 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 元売れっ子作家ホーグが活躍するホーギーシリーズの一作目。
    大物コメディアンのソニーから自伝の執筆依頼を受けたホーグは、ソニーの邸宅で暮らし始める。
    傍若無人なソニーの態度に振り回されるホーグであったが、次第に友情を感じ始めた。
    しかしソニーは暴露すると約束した一世一代の謎についてはだんまりを決め込んでいた。
    そんな中、ソニーはその謎について打ち明けると決心した矢先に殺されてしまう。
    志半ばで死んだ友人の本を完成させるため、ホーグは謎の真相を調査する。

  • 今度は『笑いながら死んだ男』を読みました。
    一作目だけど紹介は三番目なので「本邦第三弾」とあります。苦肉の策ですね。

    ホーギーは元大人気コメディアン、ソニー・デイから自伝のゴーストを頼まれる。
    元妻は、荒れていた頃の彼をこう話す。
    「フランク・シナトラの親友にもなりました。
    どんな男性にもあまりいい影響を与える人ではありませんのにね」
    このころまだシナトラ生きてたんだけど。日本でこういうことできるかな。

    3分の2まで事件は起こらない。
    だから粗暴なソニーの悲しみが伝わるし、伏線がふんだんに盛り込まれている。
    あちらではコメディアンが大事にされてるんだな、と実感します。
    日本だとマンガ・アニメの歴史が存在確認みたいになっているのと対応するのかな。
    終盤は容疑者たちがどんどん××に××なことを言い出すんで、
    ブランド様の『ジェゼベルの死』かと思いましたよ。
    ミステリだミステリだ、これでこそミステリだ。

    しかしホーギーはいいですねえ。気のきいたことを言えば言うほど胸が痛くなる。
    今回がゴーストライターとしての初仕事。
    ソニーと自分の栄光から転落までを数ページで片付けてる。
    架空のアメリカ史を読んでいるようでした。
    一人一人が印象的です。ソニーの娘がフランスに行って
    ロジェ・バディムの映画でヌードになって・・・・・・ってジェーン・フォンダかいな。
    「十六歳以上には見えない」ランプ警部補の造形が出色。

    そうそう、あの何回も出てくる
    「ホーギー」
    「あのカーマイケルと同じか?」
    「いえ、チーズステーキの方です」
    の意味がわからなかったのですが、
    「アメリカン・フードについて(1)」というサイト
    http://homepage3.nifty.com/danchans/mystery/AmericanFoods(1).htm
    に説明がありました。
    サンドイッチだったんだー。

  • 状況が過去に戻ったせいか、少し物足りない。
    ホーギーのゴーストライター生活の一作目。日本語翻訳版としては三作目。

  • (相対的感想五段階評価)
    明 ・@・・・ 暗
    衝撃・・@・・平凡
    一過・@・・・永年(読んだときの気持ちの燃費)
    論理・・・・@稚拙
    表紙 3

    ハンドラー作品は翻訳される順番が、三作目、一作目、二作目、という順番になっている。これは森博嗣氏の「S&Mシリーズ」の執筆から刊行された順番と同じだ。
    主人公のホーギーとメリリーとの関係が逆戻りしているような気がしたのは気のせいではなかった。つまりこれは過去の話だったのだ。
    トリックや推理する部分はあまりなんとも思わないが、ジョークや男女の会話が最高にお洒落で、もう、本当にそれだけのために読んでいる。ストーリーはその台詞を言わせるためのコンベアーにしかすぎない。最高だった。

  • ルルかわいいよ、ルル

  • ホーギーシリーズ1作目。最初からマラドーナの顔が思い浮かんで、ザ・ワンはずっとマラドーナで読んだ。猫と針金のほうがよかった。でもこれもまあまあ。

  • 会話、展開、キャラの魅力、どれをとってもおかしなところがない。フィクションのはずなのに登場人物が生き生きとして見えるというか、本当に居る人物のように見える。謎と解決は意外というよりもすっきりと綺麗に収まったという感じ。でも一級のユーモアミステリ(?)でしょうな。

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