宿命 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 19101
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  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061854444

感想・レビュー・書評

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  • まさかそんな結末!全然予想していなかったわ。
    推理といい、展開といい、内容といい、全てが満足が出来るものでした!面白い!

  • 最後の方に晃彦の人間味が見れてよかった。
    最後の一文も秀逸。

  • 東野圭吾さんの初期の長編小説を読みたいと思い、タイトルに惹かれたこの作品を読み始めました。

    この作品の前に超長編の2作品を読み、その前にも同作者の様々な作品を読んできた経験から、初期の作品なら犯人やトリックも分かっちゃうじゃない⁉︎

    …と根拠のない自信から読み始めたのですが、全く分からなかったどころか、この作品の肝は犯人やそのトリックではない部分にあったのだということを終盤で突きつけられ解説で見せつけられました!

    流石でございます東野圭吾先生…(土下座

  • 前置きまで楽しいけど最後が早い〜

  • 少年時代からなぜか張り合い合う2人
    その2人が大人になり、今では刑事と容疑者
    一体この2人はどんな糸で結ばれているのか

    予想外の展開で読み進んでいくうちにどんどんハマっていきました。とても面白かったです。

  • 東野圭吾の初期作品
    多分高校生ぐらいの時に読んでるんですが、全く内容は覚えていませんでした
    読みやすいのでサクッと読めますし、それなりに楽しめました。
    ただまぁ今読み直すと、ストレートな題名とかいかにもな展開とか、よんでるこっちが若干気恥ずかしくなってきますね笑

  • ーなにか見えない「糸」がある気がするの。

    すごく久しぶりの東野圭吾さんでした、、、!
    高校生の頃にハマって読んでいたなあ、という記憶です。やっぱり読みやすくて、どきどきする感覚はいつ読んでも変わらないんだなあ〜と思います。
    個人的には秘密、容疑者Xの献身、赤い指あたりが忘れられない作品ですが、それをまた読んでみるのもいいかもな〜と思ったりします。

  • 主人公の2人の生まれている距離感が最後にスッキリする。これは想定外だった。

  • 登場人物は少ない。モノトーンの背景を想像させる淡々とした展開で話は進むが、あるページから突然真相が見えてくる。

     糸は別の作品で、そして最後の展開を含めると題名は宿命にせざるを得ない。

     みなさんには人生の糸は見えてますか?

  • 帯の文章を読んで逆にラストを先に読みたくなってしまったが、我慢して正解だった。先にラストに目を通していたら、途中で読むのを断念していたかも。
    事件自体はあっさり解決するのだが、殺人事件に至った理由や、瓜生家やレンガ病院の過去に何があったのか。そういった部分に重点が置かれている為、警察や探偵が鮮やかに事件を解決するような内容の話を読みたい方にはお勧め出来ない一冊。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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