花と火の帝(下) (講談社文庫)

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  • 講談社
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (428ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061854963

感想・レビュー・書評

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  • 後半まるでドラゴンボール。想像を上回る敵が続々登場。どんどん無理ゲー化。そのうち「オラ、ワクワクしてきた」とでも言い出しそうな勢い。
    でもさすが脚本家の本、読ませるねぇ。全然飽きがこない。
    惜しむらくは、作者急逝による中断。もっと先が読みたかった……。先のドラゴンボールに例えるならば、人造人間が出てきた辺りで途絶えている感じ。展開が気になる……。残念至極。

  • まず「天皇の隠密」という着想がずば抜けている。そして鮮烈に印象に残るのが白と黒兵衛が対決する場面(頭から突っ込むってやつ)。「これぞリュウケーだー!」と激しく興奮。「吉原御免状」の誠一郎が裏柳生と対決する場面を思い出したり。だからなおさらこの場面の直後で絶筆となってしまったのが残念。

  • 未完であることが残念。
    道々の輩という概念がとても好きで、身分を超えて人間として触れ合う帝と彼らの会話が心地よい。
    隆先生の戦いの場面の描写はつくづく面白い。
    まだまだ読んでいたかった。

  • 隆慶一郎さんは既に亡くなった作家さんなので、どんなに好きでも作品が増えない、ということを前提に、ちびちび読んでます(老後の楽しみのために…)。
    読めば読むほど、過去に読んだ「あの作品」の「あの人」との繋がりが明らかになり、一つの歴史が立ち現れてくるという幸せが味わえます。
    未完なのが残念ですが、きっとこんな感じかも…という世界を、この直後に読んだ「吉原御免状」「かくれさと苦界行」で想像することができるのも幸せかな、と。

  • 未完・・・!

  • 2014/03/16完讀

    下卷是到和子入宮、天皇遜位變成上皇。看了後面的解說,感覺後水尾天皇是個非常戲劇化的人物,他的寬永沙龍(俵屋宗達、池坊二代專好的立花、茶道、和歌…)等等讓我非常想一探究竟。上皇宣示放棄武道,要以文化、藝術的力量戰勝幕府,這場戰爭我更加有興趣。可惜,後面還有那麼多的有趣故事可說,隆慶就這樣撒手人寰。而且後面的故事可以很明顯地感覺到隆慶的疲態(連岩介都會生病…),當時的他或許就寫不出上卷和一夢庵等書那種勁烈無比的感覺吧。

    隆慶的長篇終於被我奢侈(也很不捨,但也畢竟忍耐太久了)地看完了,剩下一點零星的作品。長篇真的本本是傑作,每讀一本,我就完全拜倒在他的筆力之下。雖然現在可能開始被日本人遺忘,但在我心裡,他絕對是不世出的天才傳奇小說家。

  • 作者が亡くなったため、未完の作品。
    未完といえども十分に面白い。しかし、やはり終わっていないので☆4つ。

    ここの作品でも、隠密が大活躍!そして柳生と対立する立場の帝の隠密が、かっこいい。隆慶一郎の作品群の世界観は、ここでも繰り広げられていて、「あの作品ではこうだったかな」とか、他の作品を思い出すのも楽しくなる。

  • 隆慶一郎の遺作
    続きはもう見ることができないんだよなぁ~

  • 95年2刷本

  • 未完で終わってます。続きは永遠に分かりません。

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