津軽・陸中殺人ルート (講談社文庫 に 1-43)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061856776

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  • 郷里に向かう新幹線の車中で、亀井刑事が男から「妻と子供を誘拐した」と脅迫される。亀井に恨みのある人物の犯行か?過去の事件を調べると容疑者らしき人物が浮かび上がるが、次々に殺害され、ついに亀井が逮捕されてしまう。十津川警部らが捜査に乗り出すが、意外な事実が明らかになっていく・・・。
    十津川警部と亀井刑事の厚い信頼関係がよく分かります。

  • 亀井刑事を罠に嵌めた犯人がいる。
    十津川警部が必死で犯人を探すが,
    最期の章になるまで犯人にたどり着かない。

    何重にも仕組まれた筋書き,
    宝石と現金との関係,
    誰がいったい騙しているのか。

    光文社文庫の解説で,十津川警部の人間的魅力と書いている。
    十津川警部は透明感がある性格で,人間としての魅力よりも,
    人間としての魅力を押し出していないところがよいのかも。

    仮定をたてて,仮定が証明できるかどうかを努力している。

  • 1994.5.15 1刷 466
    亀井刑事が故郷青森に帰る途中、謎の一味に脅迫された。妻子を誘拐したと告げられ、亀井はやむなく指示通りの旅を続ける。すると金木、宮古で連続殺人に遭遇、何と亀井が容疑者として警察に拘留される。親友を救おうと十津川警部は行動を起こすが、巧妙な犯人の罠に立ち往生!超人気の旅情推理シリーズ。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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