見知らぬ海へ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 320
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061857742

感想・レビュー・書評

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  • 私にとって、戦国小説ではあまり馴染みのない海戦ものです。
    最初は期待しないで読み始めましたが、あまりにも情けない物語のスタートにまず引き込まれ、主人公の成長を熱心に応援しているうちに、息もつかずに読破してしまいました。
    隆慶一郎ものの中で、最も好きな1冊になりました。

  • 隆慶一郎にはまり,何冊も続けざまに読んでいてこれに当たりました。
    未完であることを知らずに読み進めるうち,残りのページで「どうやって終わらせるんだろう?」と疑問に思い始め,かなり終わりに近づいてから,作者が亡くなっていたことは知っていたので「もしかして…」と思っていたら,やはり突然の絶筆。
    残念でなりません。

  • 海のいくさ人向井正綱。兎に角海戦の描写がリアルで引き込まれる作品。未完の為三浦按針が登場するところで終わってしまう。向井正綱、三浦按針これからどう展開する予定だったのか想像が尽きない。

  • 未完なのが残念

  • 徳川水軍の船大将として活躍した向井正綱について書いた本です。

    この作品は隆慶一郎さんの遺作で、残念ながら未完となっています。

    ウィリアム・アダムス(三浦按針)と出会うところで話が終わっていますが、一緒にリーフデ号の回航するところなどを書く構想があったようなので、残念です。

    水軍というと、船合戦のみと思っていましたが、この本では港の近くの城攻めまで水軍が担当しているところが面白いです。

    ↓ ブログも書いています。
    http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-eb62.html

  • 徳川水軍向井正綱を描く。
    隆慶一郎の描く、漢は実に気持ちいい。
    海戦や水軍独自の行動の描写なども、何度読んでも素晴らしい。

    惜しむらくは、筆者逝去により未完。

  • 徳川水軍の海賊奉行、向井正綱の話。著者の死去により、ウイリアム・アダムスが登場した場面で未完に終わっている。ストーリーの後半は著者の頭の中のみにある。残念。

  • 向井水軍の船長・向井正綱の生き様が、隆慶一郎らしく海の戦さ人として描かれている。未完の為に“見知らぬ海”へ漕ぎ出せなかったのは残念である。

  • 海の漢は格好いい。
    これ、未完だろうなー・・・。最後まで読みたかった。

  • 向井水軍の長の話。

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