仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)

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著者 : 東野圭吾
  • 講談社 (1995年3月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061859661

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有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
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仮面山荘殺人事件 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • クローズドサークルもの。
    登場人物多目でも書き分けられているのでスッキリと読めます。
    予備知識無く読んだ方が絶対いい。
    本の帯でもついてようものなら、すぐちぎって捨ててください。

  • 婚約者森崎朋美を交通事故で亡くした主人公高之が、婚約者の両親の別荘に招待される。
    そこで親戚や、婚約者の親友なども交じって休暇を過ごす予定だった。しかし、銀行強盗をしてきた男2人が侵入してきて人質としてみんな捉えられてしまう。しかもそんな中、1人が殺されてしまう。

    さすが東野圭吾さん。最後のドンデン返しがぞわわーってなった。推理小説は、あまり先読みしないで読む進めていくタイプだから楽しく読めた。
    やっぱ、男は美人に弱いのかなー。痴情の縺れってやだなぁ。

  • 山荘に集まった人々がそれぞれに殺人犯を推理する自論を語るところはまるで新劇の舞台を見ているようで、悪い言葉ですが青臭い感じのするもので、東野圭吾さんの作品ってこんなだっけなー?
    解説で折原一さんが本作品のトリックについて自分が使おうと思っていたものを先に使われてしまったと紹介して悔しがり、また絶賛しているのだけれど、トリック全体に非現実的な青臭さを感じます。そして殺人犯の正体はクリスティーの「アクロイド殺人事件」のパクリではないのかと思ったのですが違うでしょうか。

  • 結末は大どんでん返し。でも、全体に芝居がかっていて、何となく予感するものはあった。

  • 本の帯に"スカッとだまされてみませんか"と書いてあって、おっ、これは読み応えがありそう!と思って購入。
    そして読む前に、絶対に騙されるものか!と変な気合いを入れて読み始める(笑)

    話の展開もスピーディーで読みやすく、登場人物の誰もが胡散臭いし銀行強盗まで出てくる。
    自分の頭が混乱しかけながらも、例の騙されるものか!精神で細心の注意を払い、脳内で推理をしながら読み進めた結果、途中で真犯人がうっすらと分かってしまい、やっぱりそうだったか。。。というオチに。

    ただし、その裏にある設定までは気がつかず、そこは見抜けなかったので脱帽。そこまでやっていたとはねぇ。。。

  • ある閉ざされた雪の山荘でとオチが似てるなあーと思った。けど、高之目線でストーリーが進んでいただけに、結末には驚いた。私は雪絵の父が突然来られなくなったから怪しいと思ってたけどとんだ見当違いだった。自分を殺そうとしている人を愛しているからといって庇うことが私にはできるだろうか。無理だろうなぁ。

  • 犯人の目星はついたが、まさか最後こんな設定だったとは夢にも思わなかった。色んな表現・方向があるものだと改めて感心したところである。

  • そ、そんなんありかよ〜〜!ってなる。実際アリかナシかでいうとアリだと思うけど、何となく「それはちょっとずるいんじゃない???」みたいな悔しさに襲われる。

  • 謎解きのサプライズ重視の人にとっては良作。自分にとってはいろいろ釈然としないところがあり、その釈然としない部分も劇的な謎にかかわっているので、むしろ評価すべきところなのだけれど、好みに合わないというのが本音のところ。

  • 仮面山荘殺人事件 東野圭吾
    主人公・高之は社長令嬢・朋美と婚約していたが式を目前に交通事故で亡くしてしまう。
    社長一族が毎年余暇を別荘で過ごしており彼も是非と招待される。
    そこへ逃亡中の銀行強盗が押し入り男女8人は拘束され外部との連絡が絶たれ、
    脱出を試みるもどうやら身内に邪魔をされているようだ。
    疑心暗鬼になっているとき、殺人事件が起きて…。

    朋美は本当に事故死だったのか、山荘での殺人動機はそれと関係があるのか。
    など、いろいろと憶測が飛び交います。

    途中から強盗があまりそれらしくなく、まるで舞台を見ている感じ。
    犯人の目星もついてしまったけど、ラスト、見事に騙されました。

    山荘ものだけど、密室とか連続殺人などは期待しない方がいいです。
    ミステリー好きにはちょっと物足りなさを感じるかもしれないけど
    起承転結しっかりしていてテンポもよく、薄すぎず厚すぎずそこそこのページ数なので
    普段あんまり本を読みなれてない人でも飽きずに楽しめる一冊だと思いました。
    面白かったけど私はもうちょっと重厚な方が好き。

    ここからネタバレ。

    最後に雪絵が主人公に浴びせた一言。
    いろいろ勘繰ってしまう。
    従姉妹の婚約者に恋心を抱いてしまい、
    もしそれが破談となったとしても、自分は彼と結ばれることは許されないだろう。
    それならば、2人とも破滅させてしまおう、と。
    そして全て終わってから、あの一言。
    拳銃を用意しておいたけど、引き金をひいたのはあなた、ということか。

  • これぞどんでん返し!だと、わたしは思います。なんとなく後半はそんな気がしつつも、まさかあんな形で終結するとは、、、殺人の証明ではなく、殺意の証明。全貌は悲しすぎる事件だったな、、、でも、1番罪深いのは雪絵さんかな。それにしても男ってバカだなあと…婚約者の気持ちを考えるといたたまれなかった。いやー、久しぶりに、気持ちよくだまされたー!!

  • 読後、感じたんだけど、なかなか暗示的なタイトルなんだなぁ!って事。

    冒頭部分の描写で、
    ”仮面に見下ろされながら高之はドアを開いた。その瞬間不吉な予感が胸をかすめたが、それは無論、何の根拠もないものだった。”
    と有るのだが、この仮面が最後の1ページでは、
    ”そしてここに来た時たしかにあったはずの、例の仮面はすでに取り外されていた。”
    との描写。
    それまで善人の仮面を被っていたある人物の仮面が剥がされたことを暗示してる。
    上手いねぇ、東野圭吾!

    この仮面って言葉、もう一つの意味も含まれてると思うんだけど、それを端的に表してるのがP29の、
    「さて、これでようやく訳者が揃ったな」の言葉。
    これは作者の遊び心というかサービス精神?とでも言えるかもしれないな。
    本書を未読の人には「?」な感じだろうけど、読まれた方は納得してもらえるんじゃないかなぁ。

    婚約者を交通事故で亡くした主人公は、婚約者の家族やその友人たちとある山荘へ来ており、そこへ銀行強盗の二人組みが侵入。やがて殺人事件が起きるが、明らかに犯人は銀行強盗ではない。では、誰が・・・?

    いやぁ、登場人物たちの中で、誰が怪しいのかも解んないんだよね。しいて言えば、みんな怪しいから・・・。いやいや、みんな怪しくない!ってのが正しい書き方だな。全然、犯人の見当もつかなかった。
    東野作品らしく読みやすい文体でスラスラ読めてしまう、

    読み終わって思うんだけど、本書は現実感には乏しいよね。トリックなんか特に現実感は希薄。
    純粋に謎解きを楽しむって姿勢で読むほうが楽しめる作品。
    読後、パラパラと読み返してみると、上に挙げたような作者の遊び心みたいなものに気づかされて、なかなか楽しめたなぁ。
    テレビの二時間ドラマなんかでドラマ化すると面白そうだと思う。

    ☆3個

    背表紙~

    八人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入した。外部との連絡を絶たれた八人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。恐怖と緊張が高まる中、ついに一人が殺される。だが状況から考えて、犯人は強盗たちではありえなかった。七人の男女は互いに疑心暗鬼にかられ、パニックに陥っていった・・・。

    細かい部分を突っつくと、いろいろ言いたい事・疑問もあるんだけど、事件のそもそもの発端は。雪絵の身勝手な行動だよね・・・。この女にはお咎めはないのかなぁ?

  • おぉ、そう来たか。と呟いてしまった。
    ただ、犯人のまるで第三者的な発言などは
    ミスリードというには少し無理がある気がするなぁ…
    と思いつつ、もう一度読み返してみると
    ところどころで伏線というか、
    あぁこれはそういうことだったのねという箇所があった。
    何気ない場所にも、ちゃんと意味があるのだ。
    犯人については、そんな都合のいい解釈あるかいと
    隣にいたら言ってやりたい気持ちになったが、
    罪を犯した人間はあんな風に考えるものなのかもしれない。

    だから最終章で自分のしたことに気がついた犯人の動揺は
    まるで地面が揺らぐようだというのはよくわかった。

    ところで、私はこの作中で一番罪深いのは雪絵だと思っている。
    彼女は本当に親類の婚約者に恋をしていたのだろうか?
    心で思うだけなら、勘違いで済む。
    それをあのような行動に出るというのは
    本当に『優しいお嬢様』がすることなのだろうか?
    私の気持ちに気付いてと言わんばかりのことをしておいて、
    最後のあの捨て台詞。(あえてそう言わせてもらう)
    自分の行動が悲劇を招いたとは
    一ミリたりとも思っていないようなその口ぶりは
    まさに『優しいお嬢様』なのかもしれない。

    最後に文中であった通り、
    この作品は是非とも舞台で見てみたいものだ。

  • MVPは木戸さんだとおもった。

  • 大どんでん返しではあるけれど結末はすっきりしない感じ。動機があったって、娘の殺人を企てた人とこんな風に過ごすのはありえないと思うのだけど。
    強盗がやってきて、監禁されてしまって、中で殺人事件が起こって、でもどう考えても強盗が犯人ではない…ここまでは最高だっただけに、ちょい残念。

  • 文庫本で286ページある中で260ページあたりまで全然つまらない。それというのも、小説の描写にリアリティが感じられず、迫力がまるでないからだ。多分頭だけで書かれたためだろう。この手のミステリーはアイデア勝負で小説としての完成度は求められないのだろうか。まあでも最後の結末では少し持ち直した感じもするが。

    お話の構造上ステレオタイプの設定になったというのは分からなくもないが、それにプラスして個々の描写に臨場感(あるいはシズル感というか)やそれぞれの人間の実在感(この小説の場合はそれがあまりあっても成り立たないというのもわかるが)がほしいところだ。

    直木賞作家に説教するわけではないが、「もっと味付けに凝りなさい」(…説教しとるやないけ)。

  • シンプルなミステリが読みたい時は、◯◯殺人事件。エンタメ殺人というかなんというか…。

    序盤から引き込まれて、勢いで読めました。
    そもそもこの大掛かりな仕掛けありきの話なので、動機が弱い気もしましたが、それなりに楽しみました。
    最後に奥付で初版1995年と知ってびっくり。

  • 本格推理小説は、最後が難しいと思うのですが、なかなかどうして素晴らしいです。中盤の引き込み方はいつも通り良いのですが最後も良いですね。しかしもやもやしているのは、読み手が主人公になってしまう、私の読み方があと腐れが悪いというか何というか。これは皆さんにオススメです。

  • 仮面です。
    仮面なのです。

    状況もなんかおかしい。
    その違和感が続いて行きます。

  • はじめから違和感アリアリ。

    どんでん返しの本と知っていたからか、ヒントが多すぎなのか、結構早く仕掛けに気付いてしまった。

    いや、仕掛けはわかったけど、犯人は読めてなかったか…

    これって、ある程度わざとトリックが読者にわかるようにしてるんですよね。

    う~ん、面白いんだけど、騙されたって気がしないので少し低評価になっちゃいました。

    ミステリーを読み慣れてない人なら騙されそうですが、沢山読んでいる人にはイマイチかも。

    とはいえ、読みやすいので、まぁまぁオススメです。

  • うわ、やられた~
    そんな感じ。
    東野圭吾さんはもうとっても有名な方なので、今更この辺りの作品を読んでいてるのがもったいなくて悔やまれます。
    これぞ大どんでん返し作品じゃないですか。

  • ★3.5かなー。だいどんでんや、騙されたーって本を探して買った経緯だったせいか、最後のびっくり感が、そうでもなかった。普通のミステリーとして読んでたら、★4だったきがする。
    婚約者を殺された主人公が最後、実はその犯人?(正確にいうと違うけど)の結末。

  • 評価3つ。悪くはないんだけど、
    読んでいる途中で、
    結論が見えてきてしまって・・・
    それで途中はザーッと読み飛ばして
    謎が明かされる辺りから最後までは
    しっかり読みましたが、やはりな・・・
    という印象から、上の評価。
    悪くないんですがねぇ。。。

  • 婚約者の死は事故だったのか、自殺だったのか。関係者が集まる中事件が発生、そして婚約者の死と関係がありそうな新たな事件が発生する。クライマックスまで読み止まらない。

  • 二度美味しく騙される。

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八人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入した。外部との連絡を断たれた八人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる。恐怖と緊張が高まる中、ついに一人が殺される。だが状況から考えて、犯人は強盗たちではありえなかった。七人の男女は互いに疑心暗鬼にかられ、パニックに陥っていった…。

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