緋色の囁き (講談社文庫)

  • 1925人登録
  • 3.39評価
    • (111)
    • (204)
    • (496)
    • (54)
    • (16)
  • 203レビュー
著者 : 綾辻行人
  • 講談社 (1997年11月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (476ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061859999

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

緋色の囁き (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 全寮制、女子校、魔女のキーワードでまず浮かぶのは
    本編、解説にも言及されてる映画「サスペリア」
    京極作品の「絡新婦の理」。
    本書はサスペリア寄りの作品。

    引き込まれるように読んだが結末がすとんと腑に落ちない。
    理にはかなってるし意外ではあるのだが。
    期待しすぎてしまったのかなぁ。
    面白いか否かを問われれば、間違いなく面白いと答えるが。。。

  • 自分の伯母が校長で、その学校に行くことになった冴子。冴子のルームメイトとなった生徒が殺される。読むのは2回目だったので、あーそうだったなーって思いながら読みました。文章の合間の「少女」の狂気というか、そういうのが怖い。いわゆるホラーというのとは少しタイプが違う怖さというか。厳しい校則の中、完璧なお嬢さまでいる生徒と、それを真似する生徒たち。徐々に露わになる生徒たちの狂気…怖い、皆狂ってるのですね笑 そして終わり方も怖い。他の囁きシリーズも読みたいです。

  • ホラーの余韻も残るミステリ。犯人の見当はつきやすいものの、そこに隠された綿密な秘密はさすが。

  • 著者名はよく聞くのに読んだことがないなぁ
    と思い図書館で借りてくる。
    じっとりしていて閉じ込められている感が強い。
    こんな学園には入学できそうもない。女子校のせいなのか、お嬢様的な扱いに慣れている女の子ばかりのせいなのか、なんせ独特。
    転校生の冴子のことがあやしいという雰囲気が出ているので、「あぁ、彼女が犯人というわけではないのだな」ということはわかるのだけれど、じゃ、誰? と聞かれると???
    その点では楽しめた。

  • 「私は魔女なの」謎の言葉を残したまま女生徒が寮の開かずの間で焼死した。その夜から起こる級友たちの惨殺事件に名門女学園は恐怖に包まれる。転校生冴子は心の奥底から湧き起こってくる“囁き”に自分が殺人鬼ではないかと恐怖におののく。

    非常に怖かった!
    ミステリーというよりは、ホラーに近いです。また、殺される場面が克明に記されているので、恐怖倍増です。
    結末も含みがあって、ふさわしい終幕でした。

  • 雰囲気作りが素晴らしい
    本を読んでいて冷や汗が出るような、恐怖とはまた違う・・・変な感覚に陥ったのは緋色の囁きがはじめてです。

  • これはまず表紙の天野氏の人形にやられました。中身もかなーり私好みで館シリーズよりも断然こっちの方が好きです。女学生が大好物。あの影のある暗さがタマンナイ。

  • 高校2年の冴子は突然、産みの親の家
    宗像家へと引き取られる事となった。
    そのまま宗像家が運営し、
    母方の伯母が校長を務める聖真女学院へ
    編入する事になり寮へ入った。
    この女学校は古い歴史を持ち、
    時代遅れとも言える厳格な校風で知られる。
    新たな環境に慣れる暇もない内に、
    クラスメイトが惨殺されるという
    連続殺人が発生する。
    記憶に欠落した部分を持つ冴子は、
    この事件を自分が引き起こしている
    のではないかと疑い始める。



    ホラー度はさほど高くなかったが、
    思っていた以上に本格ミステリを
    していて、真相が明かされた時の
    満足度は高いものだった。
    本編の間に挟まれる文章が
    狂気と美しさを併せ持った
    幻想的な描き方で雰囲気を高めていた。
    最近は翻訳物や古典を読んでいたので
    文章が非常に読みやすく感じられ、
    あっという間に読み終えてしまった。
    これは単に文体だけの話ではなく、
    物語が読み手を熱中させる程
    面白いものであったという意味も含む。
    緋色のというタイトルでも分かるように
    血に関する描写が多いので、
    そこら辺が苦手な方は要注意。

  • 「わたしは魔女なの」
    死んだ少女、緋色の悪夢。

    次々人が死んでいく恐怖がなかなか怖い。
    幕間の回想はミスリードなんだろうなあと思いつつ、ラストでやっぱり驚かされた。
    面白かったです。

  • 久しぶりに綾辻ワールドを楽しむことが出来ました。「殺人鬼シリーズ」でも感じたのですが、相変わらず殺人シーンとか、殺される側の描写が本当に上手いなと思います。個人的には好きです。

  • 閉鎖空間の異常心理の描写が凄まじくて思わず引き込まれた。幕間の回想も幻想的で、かつ、しっかり伏線になっているのがやっぱり上手い。

  • ミステリというよりは、サスペンス、ホラー色の強い作品。次々と人が倒れていく様、描写には、震慴せずにいられない。犯人予想を も見事に裏切られ、あっと言わされ思わず身震い。さすが綾辻先生です。

  • 怖い…果てしなく怖い。こんな風に命を殺めることができる人っているんだろうか。高取さんの死の真相の恐ろしさったら。私も女子校育ちなので、こういう雰囲気良く分かりますが、閉鎖空間だとここまでエスカレートするか、とゾッとしました。お話の中の事とはいえ、時おり挟まる囁きが情景を不気味に際立たせていて、背筋が冷たくなる思いでした。この作品の中でまともな人って高取兄妹だけだった気がする。冴子でさえラストはかなり危ない気がします。原先生のヒステリーは割りとあるある、な気がして苦笑。休憩挟みつつ他の作品も読んでみたいです。

  • 全寮制女子高ってことで、密室ではないけど独特の空間です。
    閉鎖的空間での恐怖、噂、疑心暗鬼、この伏線の答えは?犯人はいったい誰?冴子って何者?と気になることばかり。
    どんどん読んでいけます。
    ラストは殺人鬼がただ暴れる…って感じだったのでもう少し、犯人の心理描写があってもよかったかなと思います。

  • 全寮制、名門女子校、美少女、魔女、血、好きだわ〜

  • 「私は魔女なの」謎の言葉を残したまま一人の女生徒が寮の「開かずの間」で焼死した。その夜から次々と起こる級友たちの惨殺事件に名門女学園は恐怖と狂乱に包まれる。創立者の血をひく転校生冴子は心の奥底から湧き起こってくる“囁き”に自分が殺人鬼ではないかと恐怖におののく。 (「BOOK」データベースより)

    綾辻氏の作品の再読を続けていますが、毎度のことながらまったく覚えておらず、新しい本を手にしたように楽しめていて幸せです。

    これも、なんとなく雰囲気には覚えがありましたが、こんなストーリーだったっけとうれしい驚き。
    全寮制の女子校って、なんだかそれだけでミステリアスな雰囲気がありますよね。
    この作品は、ミステリというより、ホラーな感じ。
    私なら一度目の事件の後、この女子寮に残るなんて絶対できいない。
    コワイですもん。

    伯母様は姪を愛していて(ですよね?)安心しました。

    冴子が元気になって幸せに過ごせることを祈ります。
    俊記がそばにいてくれたらいいのになあと思ったり。

    サスペリアみたいな雰囲気のせいか、映画を1本観た気分になります。
    結末を迎えて、ああ、あれも伏線だったのかということがいくつもあって、さすが綾辻氏と思ったのでした。

  • 冴子の幸せを切に願う。

  • 閉鎖された学園、陰鬱な人間関係とお膳立てが揃ったホラーミステリー。
    最後がまさにホラー映画!

  • 綾辻氏の作品はやっぱり面白いんだよなぁ。読み始めたら、どんどん読み進めたくなってしまう。

    結局、冴子の行動は夢遊病ってことで終わらせてよかったんですかね。ラストがちょっと怖いんですが。

  • 囁きシリーズを読むのは二冊目。
    黄昏と同じく、囁きが下段に挿入されてくるスタイル。
    殺人を犯したのが誰なのかわからない、もしかしたら自分かもしれないという少女の葛藤とか集団ヒステリーの恐ろしさを感じたり。
    最後の方まで読んでくると、犯人がわかっちゃうかもしれない。
    気弱な少女がほかの少女に目を付けられて色目使われちゃう展開って割とあるあるだなぁって既視感。
    うすぐらさとか、閉鎖的な感じがすごく好み。最初になくなった少女のビジュアルが好きです。魔女なの。

  • 本の舞台である女子高の重厚というか、少し陰鬱な感じのある雰囲気が凄く良い。
    被害者の緊張感や恐怖が非常によく伝わってきてこちらまでゾクゾクしながら読むことができた。
    シチュエーションホラーのような系統が好きな方には是非お勧め。
    綾様のキャラが好き。

  • 【あらすじ】
    魔女、魔女、魔女。名門女学校の恐怖。
    「私は魔女なの」謎の言葉を残したまま1人の女生徒が寮の「開かずの間」で焼死した。その夜から次々と起こる級友たちの惨殺事件に名門女学園は恐怖と狂乱に包まれる。創立者の血をひく転校生冴子は心の奥底から湧き起こってくる“囁き”に自分が殺人鬼ではないかと恐怖におののく。「囁き」シリーズ登場!!

    【感想】
    信じられない結末だった。先が気になってどんどん読み進めた。

  • ミステリアスな雰囲気が良い。殺害シーンなどが若干エグいのだけど、どんどん続きが読みたくなるような不思議な魅力がある。読みながら、赤い色が脳裏に浮かぶ。伏線の張り方が上手いと思う。

  • 久しぶりに綾辻さん。

    曰く付きの学園、美しすぎる同級生、
    血塗られた過去に記憶喪失と、まさに綾辻ワールドです。

    しつこいくらいの血の描写が作品全体を赤く緋く彩っています。

    予想の上をいく作品ではありませんが、ホラーチックなミステリーを読みたいならちょうどよいと思います。

  • 2014.02.15

    初めて綾辻行人さんの著作を読みましたが無駄に長かった、という印象。
    隔離された学園ミステリが好きなので期待してたのですが、登場人物たちにも魅力を感じなかったし、いろいろと設定は濃いのにそれを活かしきれてない感がありました。
    何度も文中に繰り返し出てくるよくわからない単語にも飽き飽き。あかい、赤い、緋いとしつこくてクドイです。
    似たような学園ミステリで恩田陸著『麦の海に沈む果実』がありますが、こちらのほうが読み応えもあったし面白かったです。

全203件中 1 - 25件を表示

緋色の囁き (講談社文庫)に関連するまとめ

緋色の囁き (講談社文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

緋色の囁き (講談社文庫)の作品紹介

「私は魔女なの」謎の言葉を残したまま一人の女生徒が寮の「開かずの間」で焼死した。その夜から次々と起こる級友たちの惨殺事件に名門女学園は恐怖と狂乱に包まれる。創立者の血をひく転校生冴子は心の奥底から湧き起こってくる"囁き"に自分が殺人鬼ではないかと恐怖におののく。

緋色の囁き (講談社文庫)の文庫

緋色の囁き (講談社文庫)の新書

ツイートする