アンの幸福 (完訳 赤毛のアンシリーズ 4)

著者 : ルーシー・モード・モンゴメリ 掛川恭子

• 講談社 (1990年9月10日発売)

作品紹介・あらすじ

大学を卒業したアンは、サマーサイド高等学校校長として赴任し、「風にそよぐヤナギ荘」に下宿する。よそ者にたいして敵意をもやす町の有力者プリングル一族、非協力的な副校長キャサリンやいたずらな生徒たちに手こずりながらも、アンは、持ちまえのユーモアとまごころで地域にとけこんでいく。その三年間の出来事を、レッドモンド大学医学部の婚約者ギルバートにあてたアンの愛の手紙形式でつづる。

感想・レビュー・書評

[なおさんの感想 · 2023年1月9日]

最初はアンのことを快く思っていない人達の心を開きいつまにか打ち解けていくアンの人間力は凄いと思いました。主人公のようにユーモアと温かい心に満ちた人がいたら友達になりたいです。

[らいとんさんの感想 · 2021年8月15日]

赤毛のアンシリーズで一番読み返しています。

冒頭文"isn't that an address!"は、掛川恭子さん訳の「すてきな住所でしょ！」が好きです。

[Aℹ︎コさんの感想 · 2021年7月14日]

アンが大人になっていてちょっと物足りないが皆んながアンに染まっていくのは読んでいて嬉しくなる。

[haruna24さんの感想 · 2011年12月25日]

挿絵が山本容子さんで、物語をより引き立ててくれる

著者プロフィール

1874年、カナダ、プリンス・エドワード島に生まれる。幼い時に母と死別、祖父母に育てられ教師になる。『赤毛のアン』シリーズのほか、小説、短篇集を残し、世界中で多くの読者の心を捉えた。

「2022年 『赤毛のアン』 で使われていた紹介文から引用しています。」