悪霊になりたくない (講談社X文庫 106-8 ティーンズハート)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061905948

作品紹介・あらすじ

今回の調査は、この館で数知れない人間が姿を消しているという幽霊屋敷。建てられてからも増改築を重ね、いまや106室を数える異様な洋館だ。しかし、建物の外周と内側の寸法が一致しない-隠し部屋?呼び集められたのは、「渋谷サイキック・リサーチ」組を含めて総勢20名。その中から3人が消え、そして、ついに麻衣が連れ去られた。そこは血に塗りこめられた部屋。喉には冷たい包丁が。夢なら、ナルの腕の中で覚めさせて。

感想・レビュー・書評

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  • 夜中に読んでいて、カーテンから覗く隙間が怖くて何度もカーテンを引きなおした思い出の作品。
    一番、背筋がゾクゾクした内容だった。

    安原少年が井村というお坊さんの嫌味に対して、知識をひけらかすシーンが最高に面白いです。

  • 2016/12/02-12/08

  • (1999.05.01読了)(1999.04.17購入)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    今回の調査は、この館で数知れない人間が姿を消しているという幽霊屋敷。建てられてからも増改築を重ね、いまや106室を数える異様な洋館だ。しかし、建物の外周と内側の寸法が一致しない―隠し部屋?呼び集められたのは、「渋谷サイキック・リサーチ」組を含めて総勢20名。その中から3人が消え、そして、ついに麻衣が連れ去られた。そこは血に塗りこめられた部屋。喉には冷たい包丁が。夢なら、ナルの腕の中で覚めさせて。

    ☆関連図書(既読)
    「悪霊なんかこわくない」小野不由美著、講談社X文庫、1989.01.05
    「悪霊がホントにいっぱい!」小野不由美著、講談社X文庫、1989.11.05

  • 今回の調査は、この館で数知れない人間が姿を消しているという幽霊屋敷。建てられてからも増改築を重ね、いまや106室を数える異様な洋館だ。しかし、建物の外周と内側の寸法が一致しない―隠し部屋?呼び集められたのは、「渋谷サイキック・リサーチ」組を含めて総勢20名。その中から3人が消え、そして、ついに麻衣が連れ去られた。そこは血に塗りこめられた部屋。喉には冷たい包丁が。夢なら、ナルの腕の中で覚めさせて。
    (BOOKデータベースより)

    ***

    リライト版の5巻が図書館に入らないので、こちらを読了。
    絵に対する違和感が凄まじいけど、なんとかかんとかスルー。

    こういう、複雑な造りの館とかって絶対入りたくないです。
    館シリーズの迷路館を読んだ時もそう思ったんだけど、閉じ込められるとかはほんとに勘弁。

    麻衣の夢はリアルすぎて(本当の出来事だから当たり前だけど)、可哀想。
    能力は凄いけど、コントロール出来るようになるといいね。

    安原くんの年齢の部分は面白かったです。
    現地調査員から外れる潔さも良い。

  • これは漫画を読んで凄く怖かった話。
    自分が死ぬ瞬間を体験するのって凄く怖い。

  • こーわーいーーーーーーーーー(涙目
    マジで怖い。そして痛い。
    麻衣の夢のシーンは耐えかねて軽く飛ばしました…。

    漫画読んだ後に読むと、ちょっと麻衣が死んだ人に対して淡泊な印象持ちますね。
    リンさんが降霊術やる前に「呼べない方が良いね」って言ってたのは、いなだ先生の素敵な書き足しだったのだのう。

    さて、来月とうとうリライト版が来ますね。
    果たして読みきることが出来るのか。あー、こわ…。

  • シリーズ第5作。
    森まどかというナルとリンを知る女性が依頼にやってくる。諏訪の大豪邸で、大勢の霊能者が集められた。
    増築を重ねた奇妙な館。一癖も二癖もありそうな霊能者たち。安原が所長の影武者として、渋谷サイキックリサーチのメンバーが乗り込むが・・・。

  • ちょっと前に主上が海外インタビューで悪霊シリーズ書き直してるとか言ってたけど本当かしらん。挿絵に時代が感じられるくらいで特に問題ないと思うんだが。それでついでに続きもっと出るのなら嬉しいけど。
    正直昔のはこのままでいいから新しいのもっと書いて欲しい。特に十二国記とか十二国記とか十二国記とか

  • 今回の調査は、この館で数知れない人間が姿を消しているという幽霊屋敷。建てられてからも増改築を重ね、いまや106室を数える異様な洋館だ。しかし、建物の外周と内側の寸法が一致しない―隠し部屋?呼び集められたのは、「渋谷サイキック・リサーチ」組を含めて総勢20名。その中から3人が消え、そして、ついに麻衣が連れ去られた。そこは血に塗りこめられた部屋。喉には冷たい包丁が。夢なら、ナルの腕の中で覚めさせて。

  • 浦戸こわいよ。こわいよ浦戸。

    このシリーズ中では小学校(廃校)のエピソードとコレがダントツの怖さ。
    いや、ホラー苦手の私としてはどの話も怖いんだが・・・。
    --2010.07.01--(再読)

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著者プロフィール

大分県出身。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。代表作に『悪霊シリーズ』 『十二国記シリーズ』『東亰異問』『屍鬼』など。重厚な世界観、繊細な人物描写、 怒濤の展開のホラー・ミステリー作品で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『悪夢の棲む家 ゴーストハント(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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