宗名臣言行録 (中国の古典)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061914377

作品紹介・あらすじ

決断とは、信念とは。変革の時代に宋の名臣はいかに対処したか。すべての名臣を網羅した『宋名臣言行録』の決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 年末年始読みたい本 ビジネスの視野広げる5冊
    ライフネット生命会長兼CEO・出口治明氏に聞く データ読む力磨く機会に

    ビジネス書といえば最先端の経営理論やマネジメント術といった実践的な内容ばかりを想起しがちだが、「ビジネスに関わる人間や社会を考察するという意味で、ビジネス書の定義はもっと幅広い」と出口氏。ジャンルを問わず、古典を読む重要性も強調する。
     「数百年、1千年以上かけて読み継がれてきた古典には人間の営みを考察するヒントが詰まっている」。中でも一番に推すのは、中国の宋時代に皇帝と臣下の問答を集めた「宋名臣言行録」。長らく絶版になっていたが12月に復刻された。
     中国唐時代の「貞観政要」と並ぶ帝王学の書とされてきたが、「宋名臣言行録には駄目な皇帝との問答も登場する」。優秀な上司に恵まれることばかりでないビジネスパーソンにとって「古典から上司との付き合い方を学ぶことも重要」だ。

  • 出口治明著『ビジネスに効く最強の「読書」』で紹介
    曹彬、王安石ら宋の名臣たちの功績を集めた本。リーダー必読の帝王学。

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著者プロフィール

梅原郁(うめはら・かおる):1934-2020年。京都市生まれ。1957年京都大学文学部史学科東洋史学卒業。62年同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。京都大学名誉教授。文学博士。専門は中国宋代史、法制・制度史。著訳書に『宋代官僚制度研究』(同朋舎出版)、『宋代司法制度研究』(創文社、日本学士院賞)、沈括『夢溪筆談』(平凡社東洋文庫)、朱熹編『宋名臣言行録』(ちくま学芸文庫)など。

「2022年 『文天祥』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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