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- Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061950030
感想・レビュー・書評
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頼朝が伊豆で北条政子と結婚したあたりから、以仁王の令旨、頼朝の挙兵、石橋山での敗北、房総半島に渡り、平清盛の死、木曽義仲が討たれるところまで。正直、学べるところとしては以下な感じであろうか。
・一度決心するとわき目もふらぬ鉄壁の意志(頼朝)
・どのような大事にも万全のときなどない。すべては覚悟次第(頼朝のこと)
・みんなの敵と私憤の対象との区別(伊東入道への仕置)
・平清盛の死によりすぐに出撃しようとせずに、瓦解していくのを見守った(頼朝)
・後白河上皇の武家利用(追討令の乱発)への警戒詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
伊豆に流されて21年、ようやく決起の時は来た。石橋山の旗揚げに敗れて安房へ逃れた頼朝だが、たちまち大軍を呼集して鎌倉に入った。源平の雌雄を決する富士川の合戦は、水鳥の羽音に怯えて平家敗走。やがて清盛も死に、木曽義仲が京を占領。義経の軍は義仲、平家を滅ぼし、鎌倉時代の幕があける。