- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061950221
作品紹介・あらすじ
日本を制した関白太政大臣豊臣秀吉の目は大陸に向かった。だが二度にわたる朝鮮出兵は大誤算、自らも病いにたおれた。幼い秀頼の行末、武将たちの不和、運命の急激な下り坂に焦りもがきながら太閤は、62歳の生涯を閉じた。
感想・レビュー・書評
-
醍醐の花見は、亡くなるその年のことだったんか。
国宝五重の塔の前の枝垂桜は、在っただろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2016/8/16
-
全巻読了。秀吉の晩年に対して割と好意的に描かれていると感じた。登場する近所の史跡にいろいろ行ってみたい。
-
秀吉は好きな武将だっただけに、
最後は見るに堪えない。
後から語るから言えることだが、やりようがあったろうに。
さすがの山岡荘八でも秀吉の最後は美しくなかった。 -
吉川英治が新書太閤記の執筆時に、秀吉の晩年の所業が気に入らないからと描かなかった部分である。信長の掲げた革命は、秀吉に受け継がれるわけでもなく、権力争いに変わってしまった。
-
【32/150】驕る平家は久しからず とはよくいったもので、秀吉もその範疇から飛び出すことは出来なかったのだな。というか、人はそこそこ歳とってきたら判断力が鈍るということで、私らも例外ではない。やっぱ人生50年じゃね。
-
夢の亦夢。
-
秀吉の最後は見るに堪えんな
-
87年 初版本