その夏の今は・夢の中での日常 (講談社文芸文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 128
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061960220

作品紹介・あらすじ

人間の存在を揺るがす根源的な不安を、心の奥深くに刻んだ即時待機の特攻体験。終焉の日常は、暗く美しい光を放ち、の世界へと飛翔して行った。死をかかえ込み極限を生きた特攻隊員の異常な生の日々を、穏やかな島の人々の生活と対比させ、鋭い感性で描く「出孤島記」、ほかに「出発は遂に訪れず」「その夏の今は」など、生と死のはざまで、現実と非現実、日常性とは何かを問う長尾文学傑作7編。

感想・レビュー・書評

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  • 死の棘は何とか最後まで読んだが、何か肌に合わないため、途中でやめ。冗長で一本調子な感じが辛い。

  • <閲覧スタッフより>
    大手前大学 交流文化研究所主催 文芸講演会
    村上春樹と『阪神間文化』の周辺-私がめぐりあった作家たち-
    講師:ノンフィクション作家 小玉武 先生

    文芸講演会記念 特集展示本
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    所在記号:文庫||913.6||シマ
    資料番号:10222214
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  • 550 高田馬場

  • 「目をつぶった」風景と「目を開けて見た」風景と、に分かれる短編。
    もう、前者の話は分からない…orz難しい。
    なので★3つにしてしまったけれど、年月が過ぎてまた再読した時、分かるようになるのかな?

  • 埴谷雄高さんの紹介より。

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著者プロフィール

1917-1986。作家。長篇『死の棘』で読売文学賞、日本文学大賞、『日の移ろい』で谷崎潤一郎賞、『魚雷艇学生』で野間文芸賞、他に日本芸術院賞などを受賞。

「2017年 『死の棘 短篇連作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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