hvnstrさんの感想
2017年8月26日
吉川の本格的歴史小説処女作。 へたれ若侍が、兄の仇である剣豪と再戦果たすまで。 道場は追い出され、酒に溺れ、女に惑わされ、それでも最後には大望果たす。宿敵もすがすがしい人物。 『宮本武蔵』の原型のような構造がほの見える。 光子の御方のただならぬ暗躍ぶりは、由美かおるで再生された。
はるさんの感想
2014年12月20日
大衆向けの時代小説!?
1892年、神奈川県生まれ。1921年、東京毎夕新聞に入社。その後、関東大震災を機に本格的な作家活動に入る。1960年、文化勲章受章。62年、永逝。著書に『宮本武蔵』『新書太閤記』『三国志』など多数。 「2017年 『江戸城心中 』 で使われていた紹介文から引用しています。」