随筆宮本武蔵 随筆私本太平記 (吉川英治歴史時代文庫)

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著者 : 吉川英治
  • 講談社 (1990年10月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (418ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061965850

随筆宮本武蔵 随筆私本太平記 (吉川英治歴史時代文庫)の感想・レビュー・書評

  • (2003.08.01読了)(2003.06.25購入)
    <小説宮本武蔵についての取材記・ほか>
    随筆私本太平記という題名で売られていることもあります。
    最初の120ページほどが随筆私本太平記です。
    私本太平記を新聞に連載していた時に、連載の途中に息抜きで、取材記等を掲載したのを一つにまとめたものです。南北朝時代に興味を持ち、太平記を読んで見たついでに読んでみたらいかがでしょうか?
    後半の300ページほどが、宮本武蔵についての随筆が収められています。
    吉川英治著「宮本武蔵」全6巻、講談社文庫、1971年
    小山勝清著「それからの武蔵」全6巻、集英社文庫、1980年
    この2つを読み終わったあとに読んでみたらいかがでしょうか?
    吉川英治の新聞連載中の読者からの反応や、連載のための取材記などが収められています。読者の反応で特に多いのは、読者の地元について書いてある部分に記載間違いがあると、その指摘をしてくるというものです。よくわかるような気がします。
    また、本位田家の子孫の方から、うちの祖先にあのような軟弱者はいなかった、とお叱りの手紙をもらったというのもありました。又八は、吉川英治の作った架空の人物なのですが、本位田家としては許せなかったのでしょう。
    取材記の中では、一乗下がり松の場所を探して、タクシーに乗って散々探し回った挙句、日暮れ時になってやっと見つけて、その場所に立ったことによって、一乗下がり松の決闘の場面の構想ができたというのもあります。宮本村を訪ねた話もあります。
    小説は、巌流島の決闘で終わっていますが、取材は、熊本や島原の乱についても、行っていることがわかります。
    書画や著作についてもかいています。もう一つの吉川英治「宮本武蔵」を楽しめます。

    ☆関連図書(既読)
    「宮本武蔵」津本陽著、文春文庫、1989.02.10
    「宮本武蔵」司馬遼太郎著、朝日文庫、1999.11.01
    「宮本武蔵」光瀬龍著、廣済堂文庫、2002.04.01
    「謎の剣聖・宮本武蔵」加来耕三著、祥伝社文庫、1995.10.30
    「謎解き宮本武蔵」久保三千雄著、新潮文庫、2003.01.01

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