さようなら、ギャングたち (講談社文芸文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061975620

感想・レビュー・書評

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  • これを読んでいなかったら現状は変わっていたはずだ、と常々思ふ。

  • まぁ、こういうの書けるっていうのはすごいと思うんだけど、結局よく分かんない。

  • ボリスヴィアンの日々の泡のような世界観。詩的な言葉についてもっと学びたい。SFなのかしら。この人が鈴木いづみを評価してくれたということが嬉しい。

  • 詩的でバラバラなのに、なぜか一貫したストーリーが流れている。
    感情的な表現こそないのに、逆にジーンと来させてしまうのは本物の証の一つ。
    多分、同類の小説と比較して圧倒的に差別化できる部分なのだろう。

    随所にちらばめられた教養のエッセンスに、追いつきたいと思わせる小説。半分以下しか理解できていないけれども、その半分以下の固有名詞たちの登場の仕方・使われ方が絶妙なのだ。

    ふわふわとしていてつかみどころはないのに、共感できるし追ってしまう。
    そんな人間になれたら最強なのだろうに。

  • 不思議な言葉の嵐。

    POP文学の金字塔。

  • ▼半分まで。ブローディガンの『西瓜糖の日々』を思い出しています。
    ▼読了。これはほんとに……読まなきゃわからない話。あらすじは説明できるのに、説明するとすべての要素がなくなるという小説。要するに、名前を巡る冒険。あるいは名詞を巡る謎。(10/2/13 読了)

  • 吉本隆明が「ポップ文学最高の作品」と賞したデビュー作。

  • もう彼は、大変なひとで、自由にかけるとは、こういうことだとおもいます。あまりに奔放な、まるで散文ですが、緻密に練られた小説こそ、読者を感動させるのだとおもいました。あまりに日本語がきらきらしているので、ここに生まれてよかったとおもいました。

  • こりゃー理解できる人がいるのだろうか?
    こりゃー感じる本だ。
    ゴダールの映画を思い出したよ。
    好き嫌い分かれる本。

    ( ・_ゝ・)<名前とアイデンティティ

  • 理解できなくてもいいと思う。

    なにかが感じられれば、それだけでこの本を読んだ価値はある。

    と、思う。

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著者プロフィール

作家・元明治学院大学教授

「2020年 『弱さの研究ー弱さで読み解くコロナの時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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