作家は行動する (講談社文芸文庫)

著者 :
  • 講談社
4.00
  • (2)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 47
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061984042

作品紹介・あらすじ

人間の行動はすべて一種のことばである。文体は書きあらわされた行動の過程-人間の行動の軌跡である。ニュー・クリティシズムやサルトルの想像力論の批判的摂取を媒介に、作家の主体的行為としての文体を論じた先駆的業績であり、著者自らの若々しい世代的立場を鮮烈に示した初期批評の代表作。石原慎太郎、大江健三郎らの同世代の文学と併走しつつ、文学の新たな可能性の地平を提示する。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • まだ消化しきれていないけれども、共感することが書かれてあり、また、あちこちに格好よい文があった。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

江藤 淳(えとう・じゅん):文芸評論家。昭和7年12月‐平成11年7月。昭和31年、「夏目漱石」で評論家デビュー。32年、慶應大学文学部卒。37年、ロックフェラー財団研究員と してプリンストン大学留学。東工大教授、慶大教授などを歴任した。新潮社文学賞、菊池寛賞、日本芸術院賞、野間文芸賞など受賞多数。

「2024年 『なつかしい本の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

江藤淳の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×