- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062007924
感想・レビュー・書評
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とりあえずこちらも。
そういえば日本で古書店関連がクローズアップされる話、そのそも作者の作品初めて読んだかも。
古書店や浮世絵流通の話にはなるほどー、となった。
この懐かしい時代感も、面白いです。
あと、巻末の乱歩賞の紹介が面白そうで、読んでみようと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
歴史推理ものとして面白く読みました。
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乱歩賞第29回。十年前くらいに読んだ記憶はあるものの写楽の話しか覚えていなかった。専門家だけあってかなり説得力のある秋田蘭画の絵師説は興味深かった。それだけに推理的な部分の弱さが目立つ(+_+)。興味を引き出して仮説を覆していく進め方がうまいだけに残念。
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東北、東北地方、岩手などを舞台とした作品です。
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先日、写楽展を見に行きました。もうあれほどのまとまった展示はないんじゃないか、と思いました。そして、私自身の歴史ミステリー、美術ミステリー、あるいはこんな言い方していいのかとも思うけれど蘊蓄ミステリーの原点になるこの本を読み直してみようと思ったのです。
やはり、おもしろい!写楽は誰なのか?途中で最近読んだ島田荘司の説に改めて頷きました。
最後まで読んで、個人名はおいておいて、この小説で指摘された絵師集団もありだな〜、と深く頷きました。作者は斎藤重郎兵衛で決まりだと、別のところで言ってましたよね。
赤電話に駆けていったり上野駅の近くでお茶飲んだり、初めて読んだ頃の時代も浮かび上がり、私にとっては上々の逸品です! -
イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/5629736.html)
江戸川乱歩賞(1983/29回) -
この本を読んだのを切っ掛けに高橋克彦に嵌った、記念の一冊