モンテッソーリの幼児教育 ママ,ひとりでするのを手伝ってね!

著者 :
  • 講談社
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感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062016087

感想・レビュー・書評

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  • 自然からの宿題とかいう表現に、また始まったよ…
    って思いはした。別に動物的にこの年齢の時はこういうのを学ぶ時期でよくない?
    あと、良い子ってなんだよ。
    誰にとって良い子なのよ。社会にとって?大人にとって?…っていうのはあれど、めちゃくちゃ良書。
    モンテッソーリ系の本はこの一冊読めば良いのではないでしょうか。
    とにかく子育てしている人は一読の価値ある一冊です。

  • 名著!

  • モンテッソーリ教育の中で分類される、子供(0〜24歳)の成長サイクルのうち
    0-6歳、特に3-6歳の時期にフォーカスして

    その時期特有な「敏感期」への対応、
    そこへの「知性」の統合、
    これらの重要性、そして大人の接し方について詳しく述べられた本。

    個人的な意見として、
    大切なのは、早いうちから算数や国語、英語ができるようになることではなくて
    もっと根本的な、考え抜く力や困難に立ち向かう力、自分で考え決定できる力、臨機応変に対応する力だと思っているけれど

    モンテッソーリ教育では
    幼少期に肉体的エネルギー、精神的エネルギーが統合されることでのみ
    これらが達成できる、との考え。

    実際にこの過程を経験した子供たちが良い方向へ変わっていったエピソードを見ると
    本当にこんなにうまくいくのか、と半信半疑ながらも
    出来るならその方向に導いてあげたい、と思うので
    自分にできることを少しずつしてあげたいと思った。

    そのためには、私にはまだまだ圧倒的に知識が足りないので
    日常生活練習に少しずつ落とし込みながら
    もっとモンテッソーリに関しての勉強もしていきたいと思いました。

  • モンテッソーリについって、非常に詳細で分かりやすく書かれた本でした。
    これまで読んだモンテッソーリの本の中で、全体的にバランスよく、かつ詳細に記載された良書だと思います。

    モンテッソーリの考え方、具体的な実践方法、
    それらが、具体的な著者の経験や、著者に寄せられた体験談と合わせて記載されています。
    なぜ、このような考え方やこのようなことを行った方がいいのか、納得できる根拠は、実例などが記載されており、納得感のある本でした。。
    モンテッソーリは、仮説による検証というよりは、実データを元に、共通点を見いだしてこのモンテッソーリ教育というものを確立していますが、そのモンテッソーリが見いだした共通点や、モンテッソーリの考えが記載されているのがとてもよいと思いました。
    モンテッソーリ教育を実践したいと思っている人は、読んだ方がよいと思います。

  • 私の限定。

  • 日本でモンテッソーリ教育と言えばこの人、と言われているだけあって、モンテッソーリ教育の基礎の基礎がとても丁寧に書いてあります。

    モンテッソーリをもう少し詳しく知りたい、という人にとってはとてもいい本だと思いました。

  • ◆きっかけ
    ブログ こそあど記録 2015/4/15の記事よりhttp://chiyokopen.hatenablog.com/entry/2015/04/15/065423
    2017/5/1

  • モンテッソーリの幼児教育についての理解を深めたくて読みました。
    敏感期やそれに対して大人のできることなど、
    知っておいて良かったと思うことが多々ありました。

    とりわけ感動したのが、「子どもの体に仕えるのではない。
    生命に使えるのだ。」という考え方です。
    我が子を自由自在に操り、支配できる時期だからこそ、その尊い生命に使えることを知らねばならない、と戒める言葉に
    親としてのどうあるべきか、その心構えを教えられました。

    この哲学があれば、少々育児が大変でも、何とかなるかな
    と思えた言葉です。

  • あたしのバイブルの一つでもある!

  • まだ育児書は5冊程度しか読んでいないが、今までで最高の本だった。
    刊行が1985年と、四半世紀以上前の本にもかかわらず増刷されていることからも、この本の普遍性がわかると思う。

    育児に対する基本的姿勢、考えを紹介した本である。
    子供に対し、大人の考え/都合で教育するのではなく、自ら進んで物事を体得できるように環境を作ってあげるのが、大人の役割である。
    降格と当たり前のような気がするが、実際の子育ての現場では、子供の欲求を考えず、ついつい大人の都合に振り回している自分に気づく。
    理論トレイが豊富のため説得力があり、すぐ実践できる実用書でもある。

    さっそくこの本から学んだ子どもの自発的成長を促す育児を取り入れたい。

著者プロフィール

相良敦子(さがら あつこ)
1959年生まれ。脚本家・作家。
学習院大学文学部史学科卒業。
制作現場を経て、NHKの脚本懸賞入賞を機にデビュー。
以後、テレビドラマを中心に、ラジオ、映画、舞台、小説、絵本と、幅広いジャンルで執筆している。
主なテレビドラマに、連続テレビ小説「ウェルかめ」、「バッテリー」、「七子と七生」、「昨日の敵は今日の友」、「シングルマザーズ」、「サイレント・プア」(以上NHK)など多数。

「2022年 『感動する、を考える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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