- Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062027427
作品紹介・あらすじ
レンドルのミュシャ・コレクション。スーパーテニスプレーヤーの秘められた芸術的感受性によって選びぬかれた、アール・ヌーボーを代表する画家ミュシャの傑作作品を初公開!
感想・レビュー・書評
-
20100310 アルフォンスミュシャ・リクエスト展 堺市立文化館
平日に雨、真っ昼間ということもありほぼ一人鑑賞♪最高♪
サラベルナールとゆかりがあったのは知らなかった~。しかもDVDも少し鑑賞できて満足。でっかい椿姫やジスモンダなど素晴らしい!一番今回で好きだった。鏡には驚いたけど、あの間はいくらいても居心地いいわ。しばらくぼーっとしちゃった(へびの腕飾りもルビーとかエメラルドとか美しくて)あとは四季とか朝昼夕夜とか、なんらかのテーマを持って描いてるものは面白いし、新鮮。
・細かい、とにかく細かい。冠の装飾の一粒一粒、色の配置まで。中原淳一を思い出す。
・構成、一つのポスターとしての完成度が素晴らしい。背景のアイデアと淡いタッチ、幾何学模様がロマンティック。
・色彩感覚がすごい。淡いパステルを得意とし、またダークな色もミュシャにかかれば幻想的で清純さを醸し出すから不思議。
・女神の体のなまめかしさ、曲線の優美さ。
・眼力が強い。挑むような表情のものもある。
・立体感。腰掛けるポーズが多いが後ろ髪は円から後ろに飛び出し、足は円から前に出す。体の外側の線は濃いからリアルに立体的。
・指の動きなどが可憐。これも中原淳一に通じる。
・今のマンガみたい。現代っぽい。
アールデコそのものが目の前にあったからとても嬉しかった。ビスケット缶ひとつとっても優美。そこらへんに転がってても全然大事にする笑。ものの価値が違う時代だな~一度でいいからこの時代、生きてみたい。明治、大正、昭和初期・・・。美意識の高さはピカイチである。
この文化館、4階はミュシャ館で3階は与謝野晶子館だった。それほど数は多くないが、常時展示なのでいつでも見れる。(ミュシャは多少作品入れ替わってるけど)与謝野晶子館は珍しいな。写真や鏡台、タンスなども飾ってあり交友関係も展示してあった。なかなか面白い。
ミュシャ館終わりに、ぬり絵のためのコーナーや壁に貼ってあるクイズなどがあった。なかなか工夫してあって楽しい♪ぬり絵はマジックと色鉛筆でかきかき・・・集中してしまい、もう一枚のミュシャみたいな絵を書くっていうのも描いてしまった。久しぶりに描くと楽しくて、無になれることが清々しかったわ~。 -
百合、夏の表情。北極星の色彩、リュションの構図。あぁうっとり。
-
解説は後ろにまとめられているので、ゆっくりとミュシャの絵を楽しむことができます。ほとんどカラーで白黒が何点か。水彩画ももう少し入れてほしかった気がするけど、これはこれで満足です。
-
朗らかな女性たちの表情が見ていて気持ちの良いミュシャの画集。キラキラした星や、草花が散りばめられているけれど、ごてごてした印象にならない淡い雰囲気が素敵です。
ミュシャの描く女性たちは肉体的で卓越したデッサン力に支えられた写実的な容貌なのですが、神秘的で、堂々としています。
ミュシャと同じ構図で似たような絵を描いている人も見たことがありますが、やはり根本的な「デッサン力」が違いますし、色味のセンスや装飾のデザイン力がずば抜けています。
ミュシャの美しいポスターを眺めるだけではなく、ポスターのモデルとなった女優や演劇についても解説付きで知ることができます。 -
学生時代に油絵を習っていて、画材屋さんに行くと画集を眺めていました。細かなデザインや、植物を見て真似して描いていました。
-
ぜんぶステキすぎるけど、「四つの星」と「四つの宝石」の連作がすごい好き。
星のは宵の明星、宝石のはエメラルドがいちばん好き。 -
美しさに比類なし! 女性のふくよかな曲線美とアールデコの曲線、花々のすべてが美しい。
-
インダストリアルデザイナーさんから相続。
-
創作資料としてのレビューです。
巻末に図版解説付き。ほぼフルカラーで、見ごたえあります。 -
黄道十二宮が一番すき
平日には行けないなぁ~でも一度は貸切体験したいです。
「幻想的で清純さを醸し出す」
結構、艶かしい絵もあるけど、それを感...
平日には行けないなぁ~でも一度は貸切体験したいです。
「幻想的で清純さを醸し出す」
結構、艶かしい絵もあるけど、それを感じさせないのが凄いです。。。