リズム

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著者 : 森絵都
  • 講談社 (1991年5月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062053808

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リズムの感想・レビュー・書評

  • すらっと読め終えることが出来ます、ほんわかした物語です。森さんが20歳の時に書かれた作品とのことですが、彼らのその後の物語も読んでみようと思います!

  • 水色の色合いがとてもきれいな表紙、
    音符やト音記号、ヘ音記号の仮装をしているかのような
    1章から8章までのかわいらしい数字など
    物語にぴったりの装丁が、
    はじめて本を出した時の森絵都さんの喜びを感じさせて素敵。

    なんと、森さんが20歳の頃の作品とのことですが、
    思春期特有の揺れ動く少女の心をみずみずしく描く筆致には
    既に現在の「森絵都の世界」に通ずるものがあって、驚かされます。

    いとこの真ちゃん一家を「第二のわが家」と呼んでこよなく愛し、
    高校に行かずに髪を金色に染め、ロックバンドで歌う真ちゃんを
    周りの見る目が変わっても、変わらず慕い続けるさゆき。

    今の幸せを抱きしめることに精一杯で
    「風みたいに、空みたいに、月みたいに、
    変わらずにいてくれるものが好き」だったさゆきが
    第二のわが家、真ちゃんの両親の離婚や
    都会に出て歌を歌い続けるという真ちゃんの旅立ちを受け入れて
    自分のリズムを大切にすることを忘れなければ
    変わっていくこともこわくない、と言い切るまでになる、
    その成長ぶりに心洗われます。

    続編『ゴールド・フィッシュ』では、約1年後のさゆきに出会えるそうなので
    どんな成長を見せてくれるのか、楽しみです♪

  • 近くの図書館で借りられる森絵都さんの作品はコレで全部です。どっかでDIVEを借りたい。

    この前に宇宙のみなしご、と言う作品を読んだので舞台設定が似ていて少し被るなあ…と思いつつ読みました。

    正直ちょっと自分には合わなかったです。子供の頃からずっと大多数の方に属していたタイプの主人公なんだなあ…と思います。少数派ではない。
    続編は…自分はいいかな、うん。

  • 森絵都さんのデビュー作。読んでいなかったので手にとってみました。
    さわやかな読後感、中学生の心情の表現、まさに森絵都さんの作品でした。

    中学1年の息子は森さんの本「ダイブ!」を読んで
    「この森さん、すごい!なんでこんなに中学生の気持ちがわかるの?
    言葉もすごくいい!表現もわかりやすい!」
    と大絶賛。彼の好きな作家となったようです。

    この本はそんな森さんの原点となるような本でした。
    この本には「カラフル」のようなファンタジーの要素や「ダイブ」のようなスポ根もないけれど、子どもから大人への成長をとげる中学生の過ぎ去っていく日々をつなぎとめ、安らぎと安心感を与える彼女の力が遺憾なく発揮されている作品だと思います。

  • 森絵都のデビュー作。幼なじみの3人の中学生の淡くて苦いものがたり。ドロドロじゃない、三角関係。

  • これは微妙すぎて、どこが面白いんだかわからなかった。
    先日読んだ中学生男子向けと思われる「都会のトム&ソーヤ」は十分面白かった。かつて男子中学生だったか、女子中学生だったかの違いなんだろうか。ということは、「都会の・・・」を女が読んでもつまらないのかな。なんかいまいち納得いかない。

  • 中学か高校の頃に読了。

  • 「なにをするのにも一番大切なのはリズムなんだ」 大好きな人からもらった言葉を胸に、たくさんの未来を見つけにいこう♪

  • 児童文学だから、言葉づかいは平易でスラスラ読める。
    ただ、そのぶん内容も『永遠の出口』に比べて
    薄いように感じて物足りなさはあったかなぁ。
    仲良しの親戚の家庭が離婚、おまけに大好きないとこが
    東京に行ってしまうというショックの中で
    主人公の中学1年生のさゆきはもがき、成長していく。

    幼なじみのテツを、わかりやすくするためとは言え
    ちょっと貶しすぎだと感じた。それこそ教育上よくないような。
    それと対照的に、いとこの真ちゃんを見かけで判断せず
    中身をまっすぐに見つめるさゆきは素直によかった。
    真ちゃんは優しさを履き違えているよなと思うけど
    みんながみんなを思いやりあって、物語は編まれていく。
    そこが好き。

    みんながみんなのリズムを大切にして、生きていけるといいのになぁ。

  • 優しいお話しだった。

  • 「さゆき、自分のリズムを大切にしろよ」

  • 主人公さゆきは近所に住む従兄の真ちゃんに憧れる中学1年生。高校には通わずミュージシャンを夢みながらバイトをしている金髪の真ちゃんと親しくすることを周囲はよく思わないのだが・・・

    続編に「ゴールド・フィッシュ」があります。
    中学生の時、同い年くらいの主人公に自分を置き換えて読んでいました。
    こちらも、思えば図書館で何度も借りてたと思います。
    最初に姉が借りてきて、それを又借りして読み、しばらくしてまた自分でも借りた覚えがあります。
    さゆきは、落ち込んだときに「オレンジジュース」を飲むのですが、私が疲れたときにオレンジジュースが飲みたくなる所以が、この本からくるのではないかと思います。

  • さゆき、真ちゃん、テツ 中学、バンド、受験。
    いろいろな経験をしながら大人になっていく。
    作者は自分と同じ1968年生まれでそこにも共感。

  • 若い。森さんが若い。

    甘酸っぱくてもどかしくてじれったい。どこか物足りない。
    あと行間が広くてめちゃくちゃ読みやすい。

  • ほっこりキュンとするかんじ

  • 親の離婚という悲しみを、希望をもって乗り越えていく姿にとても心が温まりました。

  • 軽くて読み易いです。
    すごくさらさらと読めるんだけど、私にはこの方の文体はどうにもこうにも軽すぎて…。

  • すべてを見せられる、そんな人に出会いたい。

  • 13歳の主人公さゆきのかわいい物語。
    さゆきは5歳上の従兄弟の真ちゃんが大好き。
    でもLOVEじゃない、LIKEの大好き。

    ジュブナイルの王道と言うか私の年齢では微笑ましく思うばかりで感情移入は出来ず、中学生の時にこんな本に出会えていたらなぁと思いました。

    うっかり続編の「ゴールドフィッシュ」を先に読みそうになりましたが、あとがきから読む癖のお陰で回避できましたw

    1時間もかからず読み切れてしまう軽い読み物です。
    小学校高学年から読めそうなレベル。
    いい大人が読んでもぐっとくるジュブナイルってのはそうそう無いよな、と再確認しましたw

  • 中学1年生のさゆき。
    さゆきにの大好きないとこのしんちゃんが、上京するという。
    しかもしんちゃんの両親が離婚するかもしれないという話を聞いてしまい…、という物語。

    なんとなく癒されたくて、やさしさに包まれる森さんの作品をよんでみました。
    40分くらいで読める手軽なサイズ。

    「着ているものさえかわいければ、人間、だいたい明るい気分で生きていけると思う。」

    「でもね、仮病ったって、立派な病気だよ」
    「病気?」
    「そう、心の」

    「一番大切なのはリズムなんだ」

    心に響く言葉が多くて、洗われます。

  • 中学生や高校生の時、「今(の状態)がずっと続けばいいのに」って思っていたことを思い出した。
    高校生になると、そう思ってはいられないことがわかっているんだけど、中学生ではまだよくわかっていないんだよなぁ。
    周りの変化ばかりに気がとられていたら、自分自身も知らないうちに変わっていることに気づく。周りも自分もいったいどこに行ってしまうんだろうって不安になってしまうんだよなぁ。
    「周りの雑音のなかから自分だけのリズムを聞き取る」こと。
    そうしていれば、「周りが変わってもあるがままの自分でいられる」。
    本当の自分を見失わないでいられる。

    細かい描写がないのが残念だけど、きれいな言葉だと思う。
    森絵都さんの本は、シーンがすごく心に残るのが多い気がする。

  • 中学一年生の女の子が主人公の瑞々しい良い小説でした。続編も未読本棚にあるので近いうちに読みたい。

  • ちょうど中学生の頃に読みました。共感できるとこが多く心に残りました。

  • 森絵都さんとの出会いがこの本でした。中学生の当時、図書館で借りてなんどもなんども読んだのを覚えています。装丁もきれいで素敵です(*^^)

  •   この本は私に前向きで優しいメッセージをくれました。
    子供の頃に戻ったみたいに素直に読めるようでした。私も風みたいに、空みたいに、月みたいに変わらないものが好きです。しかし、私を取り巻くものの多くが変化してしまうものなのも知っています。だからこそ真ちゃんのくれた言葉は温かく、とても嬉しいものでした。

      登場人物はみんな人間味溢れる感じで、特にさゆきのおつかいに行く場面は可愛くてくすくす笑ってしまいました。私が一番印象に残ってるのはテツと秘密の場所から眺めた町の様子です。千年後もここから見た景色が変わってないといいね、っていうさゆきの言葉が切なく残っています。今まで変化を拒んでたさゆき自身の変化がここで見られたような気がします。

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