淀川にちかい町から

著者 : 岩阪恵子

• 講談社 (1993年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ちゃいこvさんの感想 · 2020年10月26日]

ラジオ深夜便文芸館　朗読「おたふく」
特別大事件が起きるわけでもないし
結末のにどんでん返しなんて事もないし
淡々とした日常
フツーのおじさんとか近所の人とかの会話がいい感じ
朗読のアナウンサーさん大阪弁スゴイ
それぞれの年代の台詞がしっくりきて
目に浮かぶようです
文字で読んでも面白いかな
大阪の下町良いですね
先日は有栖川有栖「幻坂」もちょっとラジオで聞いたりした

著者プロフィール

岩阪恵子（いわさか・けいこ）…1946年、奈良県生まれ。関西学院大学文学部卒。86年『ミモザの林を』で野間文芸新人賞、92年『画家小出楢重の肖像』で平林たい子文学賞、94年『淀川にちかい町から』で 芸術選奨文部大臣賞および紫式部文学賞受賞、2000年「雨のち雨？」で川端康成文学賞受賞。

「2015年 『わたしの木下杢太郎』 で使われていた紹介文から引用しています。」