- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062071789
作品紹介・あらすじ
現役弁護士作家の法律サスペンス。本年度江戸川乱歩賞受賞作 大物弁護士が殺された。死体には凄惨な拷問の痕が…。横浜の街を奔走、捜査する若い女性検察官。
感想・レビュー・書評
-
大物弁護士が殺された。死体には凄惨な拷問の痕が…。横浜の街を奔走、捜査する若い女性検察官。現役弁護士作家の法律(リーガル)サスペンス。本年度江戸川乱歩賞受賞作
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現役弁護士が作者。大手の弁護士事務所の所長が殺害された。それも手足の骨が折られ、拷問をされたかのように。担当になった女性検事の努力でひとつひとつ不思議な点が明らかになっていくが、その先には思ってもいなかったような出来事が待っていた。法科大学院によって法曹人口を増加することが話題になっている。弁護士の増加と比較して検察官の人手不足がよくわかる。
-
まさかの再読!女性の主人公が苗字で記述されていて違和感ありまくり、というのは多分独りよがり。そういえば映像で観た気もしないではない。
-
今でも検察官は不足してるのかな。
-
まずまず面白いかな。
-
第40回江戸川乱歩賞受賞作品。
検察モノということでもっと堅苦しいものかと予想していたが、意外にテンポも良く読み易かった。主人公の女性検察官とそのパートナーのコンビに好感持てたし、県警の刑事のキャラもイイ。真相は多少強引な感じもしたが、検察官不足だった当時の背景からすればそれもアリか。まぁ、現時点でも、少し前の大阪地検特捜部の証拠捏造事件など、検察界の中にはいろいろ問題はありそうだけど。 -
発刊当時は検察が主体の法曹物をとても新鮮に感じた記憶がある。
現役弁護士が書くミステリーということでリアリティもあるような気がした。 -
ひとつの殺人事件から浮かび上がる検察と日弁連それぞれの問題・腐敗・内部抗争。
現在とはいろいろ状況が違うのだろうが、興味深く読めた。 -
江戸川乱歩賞(1994/40回)
-
単なる弁護士殺人事件と思いきや最後の方にはあっという展開になる。とても面白いし、検察の制度や検事と刑事の仕事ぶりなどリアル