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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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なにかにときめいて、わくわくして、でもそれを我慢したらつぎからは、そのわくわくが少し減ってしまう気がしていた。なにかしようよと足ぶみをする、わたしのなかの千人の小人たちが八百人に減ってしまう。二回我慢したら六百人に。三回我慢したら四百人に。そうして最後にはわたしのちっぽけな体だけが残される。からっぽのこの体だけ。暗いところにひとりきりで。
― 72ページ -
洗い場の上にある窓からは、となりの家の赤い屋根が、その上に広がる暗い夜空が、そのなかで輝く星ぼしが見わたせる。遠いきらめきをあおぎながら、わたしもリンも我慢のできない子供だったな、とふと思った。今でも、それだけはできない。
― 71ページ -
でも、のぼりたいって気持ちは、七瀬さんのものでしょ。七瀬さんがどうしてもやりたいって言ってること、わたしたちが我慢させたり、できないじゃない
― 71ページ
みんなの感想・レビュー・書評
題名から「SFかな?」って思って読み始めたら全然違った(笑)中学生の話だけど、大人が読むとより響くものがある感じ。すみれ先生の言葉が胸を打つ。1人ではできないけれど誰かと一緒ならできる不思議さ。屋根の上から星空を眺めたくなる。
子ども向けのブックトークで紹介されて,ぜひ読んでみたいと思った本です。中学生のころの不安定な友だち関係,心理状況に対して,とっても軽やかに,勇気と励ましを与えてくれているような,そんな味わいがあり,読後感が実に気持ちよいです。
メッセージとして響いたのは,「大人も子どももだれだって,いちばんしんどいときは,ひとりで切りぬけるしなかない。」「でも,ひとりでやっていかなきゃならないからこそ,ときどき手をつなぎあえる友達を見つけなさい。」「手をつないで,心の休憩ができる友達が必要なんだよ。」という,言葉なのですが,これって,疲れた大人にも響く言葉だなぁと,しみじみ思いました。
中学の時、図書館で見つけました。
かわいい絵で、そこまで分厚くなかったので、一日で読んだ。
これを読んで、人物に共感とかはしなかったけど、夜屋根の上にいると、どんな風に世界が見えるのか、とても気になりました。
自分の部屋の窓から上を見て、登れないなぁ、とがっかりしたり。
きっと、月が綺麗に見えるんだろうな。
夜の冷たくも清々しい風を、感じたような読後感でした。
中学生の陽子の両親は忙しく、幼いころから弟のリンと二人だけで過ごす時間が多かった。そんな二人の秘密の遊び「屋根のぼり」。
広い宇宙を二人占めできるこの遊びを、ある日同級生の地味男くんキオスクに目撃され…。さらには人気者の七瀬さんまで加わって大ごとに。
私も屋根にのぼってみたい。
友達にすすめられました。
森絵都さんの本は何冊か読んだことがあったけどこれはなかったの。
で、図書室で家庭科の自習があった時、勉強しなきゃと思いつつうっかり40分程で読破。
屋根にのぼるって発想は好きです。あたしもよく家の屋根にのぼってたし。
絵都さんの作品のなかでも一押し!大好きな作品です。
なんということもないのですが、でてくる登場人物たちと一緒に学生時代をすごしたかったなあ。屋根にのぼりたい。おしゃべりしたい。
そういえば昔うちの猫が屋根の上で他の猫と縄張り争いをしていたことがあります。結構うるさかった。今時の家はかわら屋根じゃあないから登っても滑ったり瓦が落ちたりしないのかなあ~なんて変なことを考えました。
なんか主人公がよくわかりません。手のかからない良い子、なんだろうなあ…とは思います。ただこんな子供時代は自分にはありえなかったなあ… よくも悪くも。弟も良い子すぎてよく分からない。そのお友達の七瀬さんはもっとわからない。キオスク君はわかるような、わからないような。っていうか主人公とキオスク君の関係が一番良く分からない。子供ってもっと残酷に囃し立てると思うんですよねえ… クラスのいじめられっこと仲良くしてる異性なんて存在がいたら…
もう中学生じゃあないからよく分からないのかなあ、こういう感覚は…と思いながら読みました。
主人公たちにくらべて私はもうちょっと大人になってしまったけど、それでもやっぱり友達との関わり方など、とても悩むことがあります。
人間関係、自分のこと、不安になる事は沢山あるけど、自分自身の力で明るいものにしていかなくちゃね。

タイトルにインパクトがあって忘れられずにいた。
薄いし、字も大きいので小1時間で読んでしまえるけど
読んだらあっというまに自分の中学時代を思い出してしまった。
当時の友人や先生、習慣などまさしく...






