ムーミンママのお料理の本

  • 講談社
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感想 : 64
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  • Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062078535

感想・レビュー・書評

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  • BS「ムーミン谷へ行こう」第3夜がムーミンママのレシピだったのでつい・・・。
    ムーミンママはミルクが好きで、チョコレートが嫌いなんだよね。

  •  前に読み終わったのにレビュー忘れ。純粋に料理を作りたいために読む本というよりは、物語の筋を思い出しながら浸るための本。ムーミンワールドがより身近に感じる事ができる・・・かも。

  • 『パンケーキにジャムをのせて食べる人に悪い人なんているわけない。話しかけてもだいじょうぶ』

    上の台詞を言ったムーミンママの本。ムーミンはそんなに繰り返し読んだ方じゃないんですが、この本はよく読みます。空白状態の時によく効きます。

    ムーミンママのレシピを載せた本で、思いの外リアルフィンランド。フィンランドの食生活なんて全然馴染みがありませんが、あーこういうもの食べてるんだ!って楽しくなる。たとえばおかゆのレシピだけでも「つぶつぶおかゆなめらか」(名前の矛盾には気づかないふり)「なめらかミールおかゆ」「なめらかグラハムおかゆ」「つぶつぶきびのおかゆ」「食料部屋ねずみさんのつぶつぶきびのおかゆ」(つぶつぶきびのおかゆと違う点は牛乳の有無)「つぶつぶおかゆ」「つぶつぶオーブンおかゆ」(ここまで書いてきてほんとにこれ全部食べてるのか懐疑的になってくるな…)「つぶつぶ灯台島おかゆ」の8種類もあるんだ!フィンランド人はおかゆ好きだなあ!あとこっそり最後のページに載っているおかゆのパイとか度肝を抜きました。主食イン主食!

    またキャラクターの名前がついているお料理もけっこうあって「スナフキンの物思いのスープ」「スナフキン好みのレンズ豆のスープ」「スナフキンの荒野の五目スープ」と続きます。スナフキンはスープが好きなのか。正体不明な名前の料理は「ムーミン谷の魚箱」「ムーミンママのパクリペロリ」「ヤンソンさんの誘惑」(!)「往復ビンタ」「ムーミンパパの夏のシマ」とな。果たしてこれは訳者のセンスなのか「男性名の覆面作家」と銘打たれている筆者の趣味なのかはたまたムーミンママの天然ボケなのか。とにもかくにもムーミンママの愛に満ちていることだけは断言できる。ムーミン谷の食卓は謎に満ちております。

    まあ実際読んでみると「朝に」「夕餉に」「お誕生日に」「冬の夜に」とシチュエーションごとに細かいムーミンママの配慮が伺えて、そしてあまり手間のかからない料理ばかりで、明日のご飯の役にも立ちそう。「掃除の日のスープ(ソーセージ・スープ)」とか主婦心をくすぐる一品であります。ちなみにお茶の蒸らし方まで丁寧に教えてくれているので料理ことはじめとかでどうだろう。写真もついてるし。どうせなら食卓からムーミン谷目指してみる?

    とここまで書いて空白状態の時に料理本を熟読するのは私くらいかもしれないと思い至りました。料理本と辞書はなにも考えたくない日の良き友であります。

    ***

    そういえば昔フィンランドの建築物を少し集中的に見てたことがあったんですが(文献で)フィンランド語の辞書って日本に1冊しかないんですよ!しかもね最後に「この辞書は未完成です。使用者が増えていつか完成することを願っております」みたいなことが書いてあって、ああ遠い国なんだなあってびっくりした。すごい小さな辞書なのに8000円もして当時学生だったから涙をのんで見送った記憶があるなあ。借りてきて単語はいくつか覚えたんですが、いまだにちゃんとした発音てどういうのかすごい聞いてみたいなあと思います。外国語講座とかでやんないかなあすごい勉強してみたい。ただすごい難解なようで、あっちに留学してた友人とかみんな年単位で行ってても英語ですませたとか言うんだよな…そのあたりも日本語(の難解さ)みたいでなんとなくほほえましい。マスターして帰ってきてくれりゃあいいのに!(無謀)

    (ちがうところに書いてたのから)

  • 武蔵小山にある本カフェでなにげなく手に取る。おそらく北欧スタイルの料理レシピがところどころムーミンの一節に対応する形で紹介される。うま漬けキュウリとか白身魚とチーズを組み合わせる料理など個性的な組み合わせが多く出来上がりが想像しにくいものが多い。そして材料のところに「キュウリ 2kg」などと分量がめちゃめちゃに多いところにお国柄というか食文化の違いを感じた。

  • もっと写真があればいいのに。。。でもお話がちょいちょい出てきてムーミン気分になれます

  • 日本では手に入らない食材もありますが、読んでるだけでなんとなくムーミン谷に行った気分になれます。
    料理の写真がありませんので、想像力が膨らみます。

  • 2010.01
    「ムーミン谷のパーティ実現も夢ではありません。」
    ということばに惹かれました。

    料理の名前もかわいい。
    ただ、料理の絵や写真が少ないので、完成図が想像できにくいところ。
    生クリーム多用するところ。
    などから実現にはちょっと難易度が。
    でも、想像してはニヤけるのが楽しい。

    「パンケーキにジャムをのせて食べる人に、悪い人なんているわけがない。話しかけてもだいじょうぶ。」

  • 作ってる間は楽しいんですが、食べてみると可もなく不可もなく。
    とにかくクレープとかパンケーキってものは、いつ焼いてもいいね。

  • 材料が手に入りにくいものもあるが、レシピを見るだけでムーミン谷の一員になれたきになれる。

  • 表紙のムーミンがカワイイ☆☆
    確か中は写真はほとんどなかった気がするんですが、やっぱり欲しいです!

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